嘘か本当かは知りませんが、イギリスのとある貴族が美術の審査員になった際に、「絵も描けないのにあれこれ言う資格はあるのか」と言われたそうで。
その際の反論が「私に卵を産む能力はないがどの卵が腐っているかはわかる」と。
せやな。
作者としての実力と、読者としての面白さを分析する能力はまた別物ですしね。
今回の企画でも得る者は多かったですが、そろそろその得たものを利用して新作を連載していかねばと思った次第です。
ある作者が面白い作品を狙って作れることはごく稀で、気軽にたくさん作ってみた中からブラッシュアップしていくという地道なやり方(試行回数を増やす&クオリティを徐々に高める)が一番なのだろうなと。
理由が分からず受けている作品は沢山あります。
ただ、受けてない作品を読んでみると、受けないであろう理由は見つかります。
今回知ることが出来た、「やったら受けるのが厳しくなるパターン(これまでの私の作品もわりとある)」を踏まえつつ、いい作品をつくっていきたいものです。