手垢にまみれたパターンって色々ありますが、「冒頭で誰かが死ぬ欝々しい描写からスタート」ってめちゃくちゃ多い。
「作者にとっては愛着のあるキャラクターの死でめちゃくちゃ印象に残る」という考えは、「読者にとってはありふれていてどこかで見たお話と何ら変わらない飽きる展開」という感じ方の違いを感じました。愛着なんてある程度読んでから産まれるものですし。
そして、やはりというべきか・・・
「これは飽きたパターン」とけなすところを見るのは楽ですが、「これはここが新しい」というところを見つけて評価するのは非常に目が肥えていないとできないということ。
後者の方が圧倒的に成長につながるとわかってはいるのですが・・・
長所を見つけ、褒めるのは特殊技能のようで、修練が必要そうです。