小説を書くことは目隠しをしながら絵を描いているようです。
誰かに見てもらうまで、他人から「こんなふうに描かれてるね」と教えてもらうまで、自分がキャンバスをどのようにしたのか、なんだかよくわかりません。
答え合わせができないと、どうしたらより良くできるか見当もつかない。一人きりでは戦えない。
そんなわけで公募×2の締切を前に、近頃は友人を頼っています。特に「このエピソードで登場人物に好感を抱けるか?」とか「この種明かしは予想できたか?」とか、そういうことは本当に書き手一人でわかることではないので、大変助かっています。ありがとう、お中元贈るね、多分ちょっとショボいやつだけど。
さてさて。
未だ執筆の前段階ですが、相変わらず行き詰っています。
特にルヴナン。3ヶ月くらいずっと止まっちゃってるルヴナン。
「戦うイケメン」の縛りがなくなり自由に描けるようになったわけですが、同時に具体的なターゲット層や目的(コミカライズ化、長期連載化など)からも解き放たれてしまったので、逆に迷いまくる。
・沢山広げてしまった謎の大風呂敷を一旦リセットする
・なんとなく各話を繋げて綺麗にオチをつける
・念のため、引き続きミックスメディア映えを意識する
モヤモヤを解消するにあたって片付けるべき点はこんなものだろうか。最新話の打竹怪談を綺麗に取り入れつつ、全体に芯を一本通せたら最高なんだけど。
そんな地道な作業をしているときに何かしらの感想が頂けたら、とても嬉しい&とても助かりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
わざわざ近況ノートにやばみを晒すことで自分を追い詰める作戦です。どんどん追い詰められて大爆発してほしい、私の活力。どんどん追い詰めたいので、来週は犬王を観に行き、再来週は大日本刀祭りでタオルを振り回してきます。