本日、柊樹③を公開させてもらいました。
Ltd.Ⅴでの物語より、Ltd.Ⅴができるまでの方がやたらと物語が先行している感は否めませんが、柊樹③では柊と田辺の出会いが描かれています。柊ははっきり言って社交性はまるでありません。喧嘩っ早いですし……。でも、嶋岡や田辺といった、周囲に必要な人材を呼び寄せる運命的な力はあるようで、漫画原作者よりもプロデューサー業の方が実は天職だったり？と書きながらいつも思っています。
ともあれ、次回は橘夏蓮編が開幕します。これは白咲真己編の直後を描いたシリーズで、黒馬央司（柊樹）の過去ともリンクするお話になっています。「夏蓮」？初耳だな……と思う方がほとんどかと思いますが、実は名前だけは白咲真己編で登場しています。名前だけですが(笑)
吉岡咲編や柊樹③を通して、少しずつ黒馬央司の企図することが明らかになってきています。いよいよ本格的にLtd.Ⅴの活動に焦点を当てた物語が続いていくわけですが、どこかのタイミングで全てのシリーズで散りばめられた点が線となって面となって立体となるはずです。
その立体の名を、私は「オリーブを咥えて。」と名付けました。良ければぜひ、最後までお付き合いください。