遅くなりましたが、第3話-白咲真己③-をもって、白咲真己に焦点を当てたエピソードは一応の完結を迎えました。思い描いていた面白さをそのままお届けできたかと言われると、やはり実力不足を痛感しているというのが本音です。
本当はもっとメンバーとの対立を描いたりもしたかったのですが、キャラが渋滞することも避けて、小出しにしていくようにしています。
少しネタバレになってしまう部分もあるのですが、アイドルの恋愛の是非に対する黒馬の見解はいずれ別のエピソードで語れることになります。なので今回は省かさせていただきました。また、白咲真己のエピソードにおいても本筋の点でまだ解決していない部分があります。その点については、違うエピソードで伏線がちゃんと回収されるのでそこで楽しんでいただければと。
話は戻りますが、白咲真己編はどうだったでしょうか。個人的には「社会に蔓延する偽善未満の片手間の正義」という一文が、現代社会を風刺する言葉としては言い得て妙だなと感心しています。完全に自画自賛ですが……
全てのエピソードが完結した時、Ltd.Ⅴのすべてが明らかになります。私のようなド素人の拙稿を読んでくれる方がいるという事実に感謝しつつ、皆様を楽しませられるよう一層創作に励んでいく所存であります。