三日前になぁ!!!!(挨拶
遅まきながらの感慨でした。
いつも拙作におつきあいをいただき、ありがとうございます。
閲覧、のみならず応援や評価、コメントやレビューまでいただいている皆様、ほんとうにありがとうございます。なかなかお礼を申し上げる機会もありませんでしたが、感謝感激です。重ねてお礼申し上げます。
そして、すみません。
ここのところ忙しいばかりで、カクヨムでの活動は書くほうだけでいっぱいいっぱいみたいな私です。
なんもかんも残業が悪いんですと叫びたいところですが、読む方が…いっかな追いついていません。日頃交流を戴いている作家諸兄諸姉には、本当に申し訳ないばかりです、ほんとに…!
閑話休題。
遠野は今回、「雪降る館のフィギュア」「くすんだ銀の英雄譚」(※副題略。連載開始順)の二作をぶん投げてた訳ですが、はたして読者選考に残れることはあるのでしょうか。
ひとまず、長編の要件である10万文字はどちらもクリアしている状態ですが。
「フィギュア」。
どういう訳か、カクヨム外のサイトでひとつふたつ名前を挙げてくださっている方がいる話で、大変光栄なことです。
「タイトルで追放ざまぁ系だと思ってたらガチの逃避行ものだった」といった評をいただいている塩梅です。
私的には、
「ウヒーヒヒヒヒ! 陰謀! 逃走! 暗澹! 苦悩! 破壊と激情と少女と純愛! もつれ絡み合う愛憎と人間関係とエロスと吹雪に降り込められた闇の中で光り輝く人間の正義ウヒョーアヒヒヒヒヒ!! 楽ちい!! 楽ちいィィ――――!!!」
――みたいな感じのアレです。
こう書くと書いてるやつがアレすぎてアレなんですが事実としておおむねこんな感じなので本当にアレです。
そんなだったっけ? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそんな感じを志向しています。
連載ペースを変えていなかったのでそりゃそうやんなぁという感じではありますが、読者選考期間中はほとんど話が進みませんでした。
でも、リィナ・コーストことナナリィのやってる茶番は、書いててほんとうにほんとうに楽しいです。変な笑いがこみ上げてきます。新章から参戦しているシルヴィアもそのきらいはありますが、あの女マジで何なのという気持ちでニコニコしてしまいます。
もともと、開始が去年の二月ごろ――で、スタートダッシュの時期を完全に逸しているため、カクヨムコンに出したのは「お祭りだからなぁ! 恥じらいを滅却して吶喊するぜ!! これで読んでくれるひとが増えたらいいなぁ!!!」くらいの気分でした。
目論見通り本作をフォローくださる方がちらほらいらっしゃってくれて、私的にはとても嬉しいことでした。ありがとうございます。
現状連載中扱いの話の中では、それでも一番早く終わりそうな気配があります。今のところ。
でも、ここから制御の難しいパートに入るので、難儀しそうだなぁ…と思ってます。
「くすんだ銀の英雄譚」
略称が思いつきません。
秋ごろからちょいちょい裏で書き溜めていたものを、カクヨムコン9が始まったのを機に我慢できなくなってぶん投げたものですが――正味、執筆量的にいい加減無謀だなぁとは思っていました――お付き合いくださる方が多くいらっしゃり、嬉しい驚きがありました。ありがとうございます。
私的には、
「アヒィー! 陰謀と欲望と財宝と古代文明の成り上がりシティ! 格差に溺れうらぶれた下町にたむろする冒険者ども! 正しいだけじゃ生きられないが正しくないなら死ね! 死ィ死死死死死ィ成功と失墜と一握の成功とそこなしの泥濘とその奥底で輝く人間の魂アビャー! 楽しい、楽しいぃぃ――――!!!」
――みたいな感じのアレです。
こう書くと書いてるやつがアレすぎてアレですが本当にアレなのでどうしようもありません。
そんな感じだったっけ? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、おっさん冒険者の前向きセカンドライフ要素でだいぶん紛れているのだと思います。
そういう訳なので、もちろんおっさんのセカンドライフ要素はこれからも頑張ってねじ込んでゆきますしそもそもこの話のメインはそっちなんですよ。何なの「アヒィー(以下略」って。
こちらはひとまず、明日(2/4)更新分から《遺跡》内部の話に入ります。
やっと副題を回収できます。ようやく副題部分が詐欺ではなくなります。
読者選考期間ギリギリだし、公募期間ラストには間に合ってすらいない!!!!
10万文字くらいでたためる話にしといたほうがよかったかなぁと、今更ながら遠い目をしつつ思っています。
最終的な「完結」までの道のりがあからさまに遠くて泣きそうなんですが、当座の話は――つまるところ、初めての遺跡探索については、あと30話か40話くらいでケリがつきそうです。
たぶん40話は行かないと思いますが、この手の分量計算で想定より規模が膨らまなかったことが一度としてないのでまったく、予測として役に立ちません。
そんな塩梅です。自分が何を書いているのか正直途中からよく分からなくなっていました。
残り少ない読者選考期間ですが、よろしくお付き合いを願えれば幸いなことです。