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【設定語り】《Lフレーム》高級量産機について


や――――っとこれも設定語りに出せる!(※挨拶

以前から「フィギュア」の方でちょいちょい触れてた覚えのある、「高級量産機(と書いて、ハイエンド・マスプロダクトとルビを振る)」についてです。

高級量産機は、選考試験の結果選定された《L-Ⅷ》トリクシィ・メラノフログを原型機として二十六機が生産・運用されており、現在そのすべてがガルク・トゥバス《特務》にて運用。
原型機の固有名を取って、《トリクシィ・モデル》と総称される機体群です。

カタログスペック上は従来の量産機をあらゆる意味で凌駕する文句なしの高級機ですが、疑似人格形成を疑似霊脈網群より生起する「自然形成人格」に由来する都合上、機体ごとの性格を「狙って」形成できないという難点を抱えています。
二十六機の《トリクシィ・モデル》はみんな性格がバラバラで、必ずしもマスターに忠実な機体ばかりではありません。

そのため、機体に合わせてマスター側が運用を考えなければならない、という運用上の難点――面倒臭さを抱えています。


機体名称は以下。

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《L-Ⅷ/Ⅰ》:アルティナ
《L-Ⅷ/Ⅱ》:ベルナデット
《L-Ⅷ/Ⅲ》:コンスタンス
《L-Ⅷ/Ⅳ》:ディアーネ
《L-Ⅷ/Ⅴ》:エレイン
《L-Ⅷ/Ⅵ》:フィーナ
《L-Ⅷ/Ⅶ》:グレイス
《L-Ⅷ/Ⅷ》:ヘレナ
《L-Ⅷ/Ⅸ》:イゼッタ
《L-Ⅷ/Ⅹ》:ジェニス
《L-Ⅷ/Ⅺ》:キャスリン
《L-Ⅷ/Ⅻ》:リーザ
《L-Ⅷ/ⅩⅢ》:マーガレット
《L-Ⅷ/ⅩⅣ》:ネリー
《L-Ⅷ/ⅩⅤ》:オフェリア
《L-Ⅷ/ⅩⅥ》:パティ
《L-Ⅷ/ⅩⅦ》:クワイア
《L-Ⅷ/ⅩⅧ》:レイチェル
《L-Ⅷ/ⅩⅨ》:シルヴィア
《L-Ⅷ/ⅩⅩ》:タバサ
《L-Ⅷ/ⅩⅪ》:ウルスラ
《L-Ⅷ/ⅩⅫ》:ヴィクトリカ
《L-Ⅷ/ⅩⅩⅢ》:ウェンディ
《L-Ⅷ/ⅩⅩⅣ》:クザイア
《L-Ⅷ/ⅩⅩⅤ》:イヴ
《L-Ⅷ/ⅩⅩⅥ》:ゾーイ

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――以上。
機体の正式名称は「【機体固有名】=トリクシィ・メラノフログ」

「フィギュア」本編で《L-Ⅷ/ⅩⅨ》だけ登場しましたが、これ二十六機ぜんぶが登場することは絶対ないんだろうなぁというやつでした。



なお、「フィギュア」80話で明確に《機甲人形》であることを明らかにしました彼女についてですが。
「アナターゼ」という名字を出した時点で、メタ的には、彼女も《機甲人形》かもしれない、くらいの可能性はにおわせたつもりでした。
どういうことかと言いますと、


「アナターゼ」というのは、二酸化チタンの「結晶構造」の名前です。
アナターゼ型というのがあるのです。


Lナンバーの名字がすべて、「二酸化ケイ素の結晶構造」であることを踏まえて、正体をにおわせるお遊びとしてつけてました。
そういうことでした。

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