地名とか気候とか文明とか技術水準とか謎の風習とかいろいろさぁ!(挨拶
なに? 現実的に考えればこんな気候の土地が隣り合わせになることはあり得ない? こんな文明の発展はおかしい?
逆に考えるんだよジョジョオオオオオ! そこは現実でも地球でもねえ奇跡も魔法もあるんだよな異世界なんだから、そんなことはどうでもいいさって考えるんだいや考えろいいなわかったかはいかイエスしか認めんわかったら返事の最初と最後にサーをつけろわかったか!!!!!???
はい。そうなのです。
現実に照らし合わせて考えれば、「いや、これはありえんでしょ?」みたいなデタラメな気候や立地の構成だとしても、異世界ならば何も問題はないのです。「異世界だから大丈夫だよ」――私の好きな言葉です。完。
もとい、閑話休題。
ようやく本題。
私は所詮書き手側なので書き手の感覚で語ってしまう訳ですが、つまるところ表題のとおりの感じです。
ひとの書いたものでも、そういうの見かけるとわくわくします。楽しいですね。
何といえばいいのでしょう――こう、世界の「輪郭」が見える感じが好きなのだろうかと理解しています。世界地図や地球儀を眺めて、行ったことも見たこともない遠い土地を思い描くような。
まあ、あくまで「楽しみのひとつ」なので、そういうのが見えなくても楽しいものは楽しく、面白いものは面白いのですが。
自分で書く場合は、自分が心行くまではそういった「世界観」的なものをこねまわすのを楽しんでいます。
たとえば、拙作「雪降る館のフィギュア」。
メインの舞台となっているレフテオール皇国ですが、スウェーデンあたりのイメージがベースで、人名はおおむねスウェーデン系から(※必ずしもそうではない)、地名の類はgoogle mapで参照した町の名前なんかをもじって使うなどしています。
ガルク・トゥバス方面は……あっちは特に何の由来もなく雰囲気で名称決めてるんですけどね。
あちらは何というか、「これはSFですか? うるせえファンタジーだよこころぴょんぴょんしろ」、みたいなワケワカンナイヨー仕様の文明な土地ですからね。はい。
他方、「機甲少女といっしょ!」の舞台である多島海は「どの辺」という縛りのないなんか日本国内なら山ほど見かけるであろうありがち西洋風ファンタジーのイメージだったので、当初は「フィギュア」みたいな縛りを設けていなかったのですが(ガルク・トゥバスは初出がこっちだからこっち寄りなのです)
しかし、なまじ縛りがないせいかどうにも発想が貧困。いい感じの地名が出てきません。これはダメです。
なので地名に関しては、途中から一定のルールに則ってつけています。
具体的には一章完結後の間章あたりから。
王都リジグレイ=ヒイロゥ、軍港都市クレシー、ポート・グラン、オーベサス=シグレオン、スカヴィーサイド及びその周辺(ミューラ半島、カノン岬、カイタギア王国、ウィステリアス=ワンプなど)。あとこの辺りはまだ本編未登場だったかと思いますが、ブックレイン、旧都サーク・グランなんて街も設定上では存在します。
上記すべて、実在の地名をベースにもじって組み替えてぶち上げた名称です。
規則性というかなんというか、元にした地名の選択はだいぶん恣意的にかたよっているのですが。
元の地名が分かった方がいらっしゃったら、すごいと思います。あと私が嬉しいです。
基本、舞台がトスカとコートフェル周辺なので、まだシオンらが訪ったスカヴィーサイドあたりしかきちんと舞台になったことがありませんが、このあたりの土地もいずれ本編に出すことができたらいいなー…というところです。
一体いつになるんでしょうね。
最後に。
相変わらず、ぼちぼちAI絵で遊んでいるのですが
「フィギュア」のフレドリカっぽいのが首尾よく作れたので、これを投げて本日もぐだぐだだった近況ノートの締めといたします。
小道具が意味不明なのは、まあ…やむなしということで。
それでは。