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【フィギュア】選ばれた英雄じゃない誰かの物語を書いてみたいなぁという欲があります、という話

それはそれとして今日一日で15,000文字ほど書いた私は偉いと思うので褒めでください(挨拶

「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を見に行ったりしてたわりにはよくがんばったと思います!(挨拶


さて本題。
拙作「雪降る館のフィギュア」ですが、なんやかや冒険者なんてものも出てきて、《諸王立冒険者連盟機構》の支部まで出てきて、「機甲少女」と共有する設定もだいぶん増えてきたように思います。
他方、盗賊ギルドだの『逃がし屋』だの出てきて、いかにもなファンタジーっぽさが増してきたのではないかと自画自賛しているのですがいかがなものでしょうか。古風であやしげなファンタジーの薫りを目指しましたがさすがに今までが今までだからそこまでは無理かなぁという気もしています。

いい加減、世界観が同一であることをこれっぽっちも隠さなくなりました。今後は双方でばっちり共有されるキャラも出てくるかと思います。

といいますか、すでに共有はされてます。
ユイリィお嬢さん(※機甲人形でない方を指す)とか第八工廠のクソ野郎とか。


あとは「フィギュア」の38話↓でランバルドが「あっち(多島海)じゃ最近、十五かそこらのガキがとんでもねえドラゴンを討伐したってんで、メルビルの連盟支部まで噂でもちきりの大騒ぎってなもんよ!」なんて言ってますが、これ「機甲少女」における主人公の兄ことシオンのことですしね。

https://kakuyomu.jp/works/16817330648210782620/episodes/16817330654744297502

そういうふわっとした、おつきあいくださっている皆さまが気付いてくれてもくれなくても構わないくらいのアレコレをねじ込んでゆきたいなぁ、と。

ひとつだけ読んでも差し障りなく面白く、複数作に触れていただけるともうちょっと面白さが増すような、そんな感じで書いてゆけたらいいなー、という欲をかきつつ書いています。


すみません脱線しました。今度こそ本題です。
「フィギュア」の方ですが、英雄や勇者でない、人より優れたところはあるかもしれないけれど決して「特別」ならざる、作中世界の人びとの物語として書けたらいいなー、などという欲があります。
基本的に「機甲少女」の方は、登場人物――その中でもランディをとりまくユイリィを含めた大人達は、だいたいがあの世界における上澄みオブ上澄みみたいな感じのアレなので、逆を打ってみようかなと思っている節があります。

勇者でも英雄でもないから、勇者的英雄的なアレコレで一発逆転大勝利――というのはたぶんないだろうと思います。

そのうえで、彼らは主人公だしヒロインだし、物語を牽引してゆく立場です。足掻いてもらいますし、足掻いたなりの結末があるということになろうかと思います。

そうした、王道からスピンアウトしたファンタジーを書いてみたかったのです。

だからこそ、「ダークファンタジー」ということにしてますしね。
ダークと銘打った割には意外と淡々としつつエモ方向に振った感じのエピソードを綴ってる気がするので――傍から見た実情は何ともですが――、そろそろ本格的にダーク方向へ向けて跳躍したいものです。できるといいなぁ…。

と言った塩梅で。
以上でした。

6件のコメント

  • 一日15000文字はすごいですね。
    私は、下書きでも最高1万時でした。

    そして、奇遇ですね。映画は行ってないですが、今日はPrimeで「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を一気に見ていました。
    いっぱい泣けました。今週中には映画も見にいかなきゃです。


    「特別」ならざる、作中世界の人びとの物語ですか。
    面白そうですね。世界観が共有されるのは読み手の私としては嬉しい気がします。
    まだ「機甲少女」の方しか読んでませんが、あの世界観にはどっぷり浸かってしまったので。かなり好きですよ。

    読むのが遅いので、なかなか進んでませんが、きっと全部読みます。
    楽しみにしていますね。
  • > ふむふむさん
    「細かく割ったら一週間分くらいの更新分量に使えるかな…」などとこすいことを考えたりもしたのですが、どうやって切ったらいいか分からないしキリが悪すぎるので結局やめました。この先また別の作品を書くときに試してみようと思います。
    あと、拙作は基本的に一話あたまの分量がアレめな気がしているので…何卒ご無理はなさらずに、なんとなーく時間の余裕があって気が向いたときにでもお付き合いをいただけましたら幸甚なことです。
    世界観を共有しているとはいえ、基本一作完結で閉じるように書いているつもりで、裏を返せばそこどまりのつながりともいえるので…。

    正味、「世界観にどっぷりつかってしまった」という完走いただいたのがとても嬉しかったりしています。

    あと、本当に奇遇ですね!
    まさかちょうどふむふむさんの方も「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を見ていらっしゃたとは!

    自分は主にかえでに大泣きさせられたクチで、どうもああいうのに弱いみたいです。劇場版は言わば、そこから続く先の物語であろうということもあって、見なければ! というやつでした。
    一言だけ語るなれば、劇場版も「刺さる」やつでした!
  • かえでのエピソードも泣けましたね。
    最初から出ているキャラですし、少しずつ成長している感じが他のエピソードでも、それとなく描かれていましたから。
    健気で、頑張っている姿にも。気付いているのに言わないところとかも。
    でもでも、主人公の慟哭のシーンに一番やられました。
    ああいう、感情の表現はずるいです。

    いや、真似したいなと思います。

    明日、お仕事が順調にいけば、21時からのレイトショーでちょっとお安いお値段で見てきます~
  • > ふむふむさん
    首尾よくいければそろそろレイトショーを見ておられる頃でしょうか。

    あの慟哭――あの感情表現はアニメという「絵」と「音」があればこその強烈さでした。原作は追っていなかったので原作の段階でどんな描写かは把握していないのですが、どんな感じなんでしょうね…

    かえではツイッターの相互さんに「青ブタ」を勧めてもらったときに推された子だったのですが、私にも綺麗に刺さりました。お察し案件かもしれませんが、自分はああいうのに弱いのです…
  • レイトショー間に合いました。
    ちゃんと見れました。
    咲太の優しさも、花楓(これでカエデって読むんですね)の心の揺れと、成長も、とても良かったです。うるうるしました。
    欲を言えば、かえでちゃんに、もう少し出番が欲しかったかも。
    でも、満足です。

    「絵」と「音」の高価はすごいですね。
    原作は私も読んだことありませんが、いずれ機会があれば読んでみたいと思います。

    慟哭と言えば、機甲少女のメルリィの慟哭シーン。
    あれに、絵と音があったら私の涙腺はしばらく修復不可能になりそうですね。
    いつか、映像で見てみたいものです。
  • > ふむふむさん
    うっかり「楓」だと思い込んでた私です。花楓なんですよね、漢字だと…原作履修してないとこういうところでぼろが出ますね。
    行く高校決める時結構適当だったなー、なんてことを思い出してしまってました。花楓ちゃんはえらい子です。

    慟哭。
    見てみたいなですねー…
    もともと、頭の中で動かす絵を文章に落とし込むといった順序で小説を書いているので、自分の物語に絵がついたらどんなことになるのかなー…というのはついつい夢想してしまいます。我ながら詮無いことですが。

    ライトノベル的な物語を書く方なら誰もが一度はしてしまう夢想であると信じたいところです。はい。
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