• 異世界ファンタジー
  • 恋愛

【機甲少女】この子ら、実はけっこういいとこの家の子なのでは? という話

単なる雑記です(※挨拶
あ、明日は「機甲少女」と「フィギュア」の両方更新です。よろしくお願いいたします。


さて。本題。
発端は、カクヨムで小説の公表をする前に見てもらった、ある古馴染からのひとことだったのですが。

「機甲少女」のメインキャラであるランディ達五人、まだ8歳の子供だからということもあって「特段すごいところとかないふつうの子」、くらいのつもりで書いていたのですが、そんな私へある古馴染がぽつりと零したのがタイトルにある指摘でした。

ランディ達、実はけっこういいとこの家の子なのでは?

と、いう指摘。
舞台であるトスカの町が(物語冒頭からやばい問題が発生しつつも)基本的にはなんのかんの長閑で平和そうな町なのもその印象を後押ししていたのかもしれません。

ただ、あらためて振り返ってみると、地元の名士で町長をしている家の息子であるユーティスや、両親が聖堂の司祭――ちいさな町とはいえ夫婦そろって司祭職に就いているということは、19世紀相当の世界と考えたらまあインテリの類でしょう――のエイミーは言うに及ばず。
宿屋を経営しているラフィの家も、店という、土地に根付いた「財産」のあるおうちです。

そうなるとあの世界観において「ふつうの家」なのはリテークくらいなのでは? ということになるのですが。
そのリテークも、父親が狩人のまとめ役という人望なり声望なりある人物です。

ランディ――は、もうこちらも言うに及ばずという気はします。
冒険者が花形職らしいあの世界で両親と兄が揃って高名な冒険者なんですから、ここをふつうの家と強弁するのはあざといことでしょう。

というより、いいとこのおうちかどうか以前に周辺の人間関係がふつうじゃないんですね、ランディは。おおむね主人公だからという理由に集約されそうですけれど。

あの世界における「普通」とは何ぞや? どの程度の暮らしぶりがあの世界のふつう――というより、「庶民」に相当するものなのか?
あらためて考えてみると、なかなかに一筋縄ではいかなそうなことではあります。

でもって、こういうことをふわふわ空想しているのが、何気に私は好きだったりしています。
ともあれ、本日はそういうことで。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する