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明日から二章開始です


とうとうあと半日切っちゃったか――……!(※12/1 8:00AM頃自動更新)

いろいろと頭を抱えてしまうところではありますが、さりとてこれ以上なんも投げないでいるとほんとうに忘れ去られそうなのでこれ以上は引き延ばせません。
やるぞー。


――などとネガティブなことばかり言っていても正味鬱陶しいだけなので、少し前向きに作品のおはなしなど。

拙作、「《機甲少女》といっしょ!」ですが、第一章はランディの、ないしはウィナザード兄弟の話でした。少なくともそのつもりでした。

終盤の展開が主としてユイリィとシオンの間で進み、また「シオンの過去にまつわるわだかまり」が問題として解決に至る構成だったので、『ランディの話』と言ってしまうと首を傾げられてしまうかもしれませんが。
あれはランディの話でもありました。書き手の側はそのつもりで書いていました。

昨今流行の、「逃げればひとつ、進めばふたつ」ではありませんが。
物語の要諦はランディの意思と決断でもって進み、得たものと失ったものとを差し引きして、彼とユイリィの『姉弟』ふたりの暮らしが始まるまでを書いた、あれはそうしたお話です。
夢見て憧れた存在が憧れたとおりの在り方を取り戻し、心密かに抱えていたわだかまりを昇華して、新しい家族を迎えた代わりに幼い初恋をなくしてしまった男の子のおはなしでした。

「そんな話だったっけ?」と思われるのは無理もないことと思いますので、よろしければエピローグの34話だけ確認していただけると、上記のニュアンスが伝わるかもしれません。
ともあれ、「そんなこと考えながら書いてたのか」とご笑納などいただければ、当方としてはもっけの幸いというところです。はい。

さて。
ここまでを踏まえて。

二章はユイリィの話になります。もしくは、ランディとユイリィの話です。
ちょっとばかり主張の強いキャラが新しく出てくることもあり、「これが?」と思われてしまう向きはあるかもしれませんが――それでも目論見通りに進められれば、ユイリィの物語として落着するはずです。落着させたいなぁ!

あと、二章は新しい機甲少女も出てきます。
わざわざ型式番号なんてものまで用意した割にユイリィ一機で担っていたロボ要素がようやく拡充できます。やりました。
といっても、基本は今まで通りに剣と魔法と冒険者のファンタジー世界な塩梅ではあるので、ロボ要素はエッセンス程度でお楽しみいただければと存じます。

4件のコメント

  • 楽しみにしています^_^
  • >上野文さん
    ありがとうございます! 楽しんでいただけるものであるのを祈るばかりです。
  • 楽しみにしてます!
  • >西野績葉さん
    ちゃんと楽しんでもらえるものであるといいなぁ…! というのが切実な気持ちです。
    ありがとうございます!
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