tir-tuk

「良質なSFは文学を凌駕する」とは誰の言葉だったか失念してしまいましたが、まさにその言葉にふさわしい良作です。 本能とは？　意識とは？　AIは人類と敵対し得るのか？　深いテーマを…続きを読む

SFショートショートの良さが、コンパクトにまとめられています。助長な部分も無いので軽快に読み進められ、オチもさくっと決まって爽快です。

たった一人の生き残り。絶望的な孤独の中で託される未来への道筋。切ないです。
非常に短くまとめられた小説ですが、むねに迫るものがありました。

何度かやり直す人生。サイコの無邪気なテンションが愛おしくなります。

ハヤカワやソノラマのSF（スペースオペラ）が好きな方なら、書きだしから、否応なくわくわくしてしまう雰囲気です。他の方のレビューにもありますが、世界感はスター〇レックに近いでしょうか…続きを読む

思わずクスリとしてしまうシュールな言い回しと、常に予想の斜め上を行く言葉運びは、ちょっと他にない言語感覚。 勢いやキャラで読ませるのではなく、筆力で読み手の感性を巻き込んでいける稀…続きを読む