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新作を公開しました

 本当はある程度書きためてから投稿しようと思ったのですが、完結させるまでまた五年もかかっていたのでは話にならないので、自分への追い込みにするために公開しました。
 藤咲燈子視点の「タイム・ディファレンス」と、宗澤浩樹視点の「タイム・ディスタンス」の二部構成で書いているのですが、果たして上手く書けるだろうか……。タイム・ディスタンスの方はまだぼんやりとしか構成を練っていないので、あらすじと変わってくるかもしれません……。
 何とか早めに完結させるつもりで頑張ります。
 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  •  こんばんは。
     応援コメントのお返事、読みました。
     すみません。私は随分と失礼なことを言ってしまった気がします。お気を悪くされていたら本当に申し訳ありません。
     きっと私も「テンプレート的な貧しい家庭」をイメージして読んだのだと思います。本当に申し訳なく思います。

     そして余計なことだとは思いますが、「なら、どうしたら、<そこまでは酷くないけれど、貧しい家庭>を書くことができるのだろう?」と私なりに考えました。
     ひょっとしたら難しく考えることはなくて、主人公が「うちは(食べるに困るというほどではないけれど)、母子家庭でお金に余裕がない」と軽くひとこと地の文で言うだけでもいいのかもしれない、と思いました。あ、これは、改稿を勧めるとかではなくて、私が自分で書くとしたらどうするだろう、と考えてみた、というだけです。

     弟が「同じ服ばかりを着ているから、いじめられた」は、たぶん、少しオーバーで(そこそこの着替えはあったのではないかと。兄がいたわけですし)、「あの子のうちは貧乏だ」と噂され、弱いものをいじめたくなる残酷な子供の心から、いじめが始まったというのが、きっと本当のところじゃないかな、と思います。
    「同じ服ばかりだからいじめられた」というくだりで、私が主人公の家庭が<とても>貧しいのだと決めつけた気がします。

     それと主人公の家なのですが、初めは物凄く狭い家だと思いました。家のシーンの初めあたりで主人公と弟が同じ部屋で寝ています。中高生の男の子がふたりで同じ部屋で寝るのは、かなり狭苦しく感じられ「これは、とても酷い環境に違いない」と思ったのでした。洗濯物の干され方の描写も「狭い部屋」の感じが伝わってきました。うまい描写だなと思い、それだけに、より狭く私の頭で補正されてしまったのかもしれません。すみません。
     外から帰ってくるシーンで、家を外から見る描写があります。そこを読んだとき、なんか変な気がしました。私のイメージよりも家が大きかったのです。けれど、先に「狭い」印象があったので、そちらが優先されました。ちゃんと読み込めていませんでした。本当に申し訳ないです。

     不快に思われたのなら、私が書き込んだもの(このコメントも含め)、すべて削除してしまって構いません。素敵な作品を読ませていただいたのに、その作者様に嫌な思いをさせてしまうなんて申し訳ないです。


     それから、レビュー案を書いてみたのですが、カテゴリがミステリーなので、もっとラスト付近のことに触れたような文面のほうが良いでしょうか。(私にレビューされたくなんかないやい、という場合はそれでも仕方ないです。なんか申し訳なくて)

    以下、文面(案)です=====

    幻想的でありながら、人の心をリアルに描いた力作

     主人公の少年と、霧絵ミルイという不思議な魅力を持った同級生の物語です。
     彼らの関係を表す言葉は難しいです。初め、ミルイは「運命の人」と言いますが、途中で否定しますし、主人公もまた冒頭で否定しています。
     けれど、やはり彼らは「運命の人」という関係だったのではないかと、物語を最後まで読んだ私は思います。

     将来のことを具体的に決めなければならない、高校3年生の6月。「描いた物語を現実にするチカラ」を持ったミルイは、そのチカラの効果を実験するために主人公を巻き込みます。
     そんなファンタジックで一風変わったできごとからスタートするのですが、主人公たちは現実を見つめ、悩み考えていくことになります。
     直面しなければならない現実を突きつけられ、自分の力で叶えることが可能なものと、そうでないものの違いに苦しむという、誰もが持つ普遍の悩みと、どうしても抱いてしまう黒く醜い心の描写は圧巻です。

     長編ですが、読み終えた時の満足感と達成感は格別です。
     読書の秋に、どっしりと構えて読んでみるのはいかがでしょうか。
  •  こんにちは。
     月ノ瀬さん、失礼だなんてとんでもない! 気を悪くするどころか、こんなに丁寧に、かつ真摯に読み込んで頂いて、なおかつ作品内のおかしな点や矛盾したところを率直に指摘して下さるなんて、むしろ感謝で頭が上がりませんよ(^o^;)
     しかも、主人公やミルイの心情を作者以上に深く理解し、考察してくれている。特に私が迷いながら書いた部分や(逃避行中の二人の行動とか)、いまひとつイメージが甘かった部分(貧困に関する箇所とか)を鋭い観察眼でご指摘頂いたことは大変勉強になりましたし、同時に作者の意図をしっかりと分かってくれているなと感じる感想には、作家として喜びと自信を与えてくれました。
     また、多分、自分ひとりでは気が付かなかっただろうなと思うようなご意見(読者はエピローグの解決を求めていたのだろうか、幻想的に終わってもよかったのでは? とか、まさにそれ)も貴重でしたし、そういう見方があるのか、と目からウロコだったりもしました。

     なので、不快な気持ちとかはまったくありませんよ(^_^)
     先日のお返事には、なんか筆が乗って色々と長くて暑苦しい文章を書いてしまいましたが(焦)、そもそも小説とは“書かれているものがすべて”なので、そこに作者としてどんな意図があったかとか、ましてや作者の生い立ちや実体験かどうかなんて、読者には関係ないんですよね。なので、月ノ瀬さんに対する返信は、作品についての作者(私)の言い訳であり、同じクリエイターへの創作談話というか、こう、“小説とか創作について一緒にお話ししましょ♪”くらいのノリだと考えて下さいf(^ ^;


     レビューについてはもう、月ノ瀬さんが思ったように自由に書いてください。
     実を言うと、私もこの作品がどういうジャンルなのか分かっていないのです(苦笑)。ファンタジーというと最近は異世界転生のイメージが強いですし、明確な“非現実世界”というのもなんか違う。“すこしふしぎ”という意味でのSFは近いような気もしますが、SFを“すこしふしぎ”のイメージでとらえてくれる方は少ないのではないか……。結果、「すこしふしぎ系、青春アンチミステリ」という、訳の分からない言葉が一番それっぽいのかなと思って、一番近そうなミステリーのジャンルにいれたという(^_^;)
     個人的にこの作品を書く上で大きな影響を受けた、清水マリコ先生の《嘘三部作》、「嘘つきは妹にしておく」「君の嘘、伝説の君」「侵略する少女と嘘の庭」が青春ミステリのカテゴリに入っていたので、そういった理由もあります。……ステマ? はい。ステマです(爆)とっっっっても素敵な、独特の浮遊感を得られる素晴らしい作品なので、皆さん読んで下さい! 今なら電子書籍でお安いので!

     ……とまあ、少し脱線してしまいましたが(^_^;)今回、月ノ瀬さんがたくさんメッセージを下さったおかげで、他の方からもハートを頂いたり、フォローをして下さったりもしています。間違いなく月ノ瀬さんの熱いメッセージのおかげだと思います。少なくとも私はそう思っています。

     月ノ瀬静流さん、改めて、本当に本当にありがとうございました!

     ではまた(^-^)/


     たくさんご指摘を頂いて、まだすべては返しきれていませんが、また追々(おいおい)返させて頂きますね(^_^)
  •  よ、良かったです……(ドキドキしていた)。
     応援コメントのお返事は、必要だと思ったことだけで構いません。とてもたくさんあるので。
     それに、全然、的外れなこともあると思うので、その辺は、あくまでも一読者の参考意見(偏見もあり!)、という感じでお願いします!
     レビューは、人が多そうな時間帯(夜かな? やっぱり)に投稿します。

  • >宵待なつこ様

    こんにちは。
    こちらに書くべきか否かやや迷いましたが……。

    『花とアリス殺人事件』観ました!!

    いやー、やられましたね。宵待さんが『最高』とおっしゃるのも大いに納得です。
    近々自分の近況ノートで語ることができればと思っております。

    素晴らしい映画との出会いを、ありがとうございました!(^^)
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