明石には日本標準子午線が走っています。
虎口あゆみが時の記念日に明石城に行こうと思いついたのも明石に子午線が走っていたからです。
子午線は明石だけではないのですが、明石はグリニッジ標準時が制定された時に日本でいち早くこの子午線の可能性に着目していました。
そのため同じ子午線の走る12の市に一歩先んじて明石は子午線の街、時の街、天文の街と言う称号を勝ち得たのです。
明石の街は135度子午線の場所に写真のように子午線を示す印をつけてアピールをしています。このマークを探して楽しむ方法もありそうです。
山陽電鉄の駅のホームに子午線を示す線が敷かれていますがその正面の時計台の建物は明石天文科学館です。
天文科学館の時計台は子午線の位置に建てられていて時計台の時計はセイコーが提供しています。
更に施設内には日本一古い65歳のプラネタリウムが来館者を天文の世界に導いてくれます。
時と天文、2つを楽しめる天文科学館は子午線を大切にしてきた明石の街の努力が生み出したのです。