長い長い七章でしたが、お付き合いいただいた方々は本当にありがとうございます。
前回の後書きで、汚いネタが減るとか書いておきながら結局このザマです。
私にどんな心境の変化があってそんな事になたのかも含めて、今回はあとがきを書いて行こうと思います。
まず物語の内容を整理すると、
聖王国の建国祭がある。
ヤマトが帰りそうにないから勇者と王女が迎えに来た。
貴族の会議で戦争の事について話した。
帰省の道中の町で村人が助けを求めてた。
そこで出会った旅人がクェントの親戚だった。
旅人はクェントの捜索に来てたけど実は帝国と魔族に騙されてた。
魔族は魔王だった。
ブラシュ達のパーティーも魔王に利用されてた。
ヤマトとピチカが頑張って魔王と戦った。
トドメで勇者ミカとレガーテ王女が魔王を捕らえた。
魔王を王都まで護送することになった。
旅人とブラシュのパーティーも後日王国で保護する。
クェントのお家騒動はとりあえず保留。
といった感じですかね。
一章当たりのボリュームが下がっていたため、今回は少し長めにと考えていたのですが、長くなりすぎて書いているこっちも内容を忘れてしまう事が多々あり、もっと要点を絞って書くべきだったなと思いました。
しかし、この章も行き当たりばったりで書いてしまったので、結果的にそうなってしまっただけであり意図したものでは無いため、言わば後の祭りです。
ミカと王女と貴族と旅人と魔王という新キャラモリモリでお送りしておりますが、実質的に旅人はモブキャラ扱いとなっています。
なので、彼らは名前で呼ばれることが少ない(ヤマトが名前を憶えていない)感じで書いております。
今後出る事があれば、名前を呼ばれるキャラにできればいいのですが…。
それとブラシュ達のパーティーは、また何処かで出したいと考えていたのですが、あんまり存在感を出せませんでしたね。
それに絡めてクェントの実家問題も書いてみましたが、ちょっとグダってしまったのと、そもそもあれをここで掘り下げるべきだったのかは判断が難しいです。
今後、パレッタの実家問題も出て来るので、そこの伏線となっている事を期待したいです。
で、問題は魔王ですよね。
魔王弱すぎワロタですが、既に至爵という最上位の魔族を出してしまっている手前、勇者二人がかりで対処する魔族ってなんやねん?って思って急遽用意したキャラなので、魔王になりたての新米魔王ってことですごく中途半端な性能となっており、能力もボヤっとしています。
インフレを避けたい私が生み出した悲しいキャラですが、ツンブリーとタマムーっていうネーミングはめちゃくちゃ気に入っていたりします。
次章はキャラを少なく、要点も絞ったうえでボリューミーな話が書けるように頑張りたいですが、今の所ちょっと怪しい感じになってます。
さて、では本題(?)の下ネタに関してのお気持ちを書いていきます。
前にも少し書きましたが、下品な話を書く際の私の心理状態は「ウヒョー汚ねー(笑)」とか「エチチチチー!」みたいな感じで割とノリノリで書いているのですが、投稿前のチェック時に「こんなの小学生か特殊性癖の人しか喜ばんやろ」「女性から見て不快になるシーンが多すぎる」と、急に冷静になってしまい、この気持ちこそ読者がこの作品に感じている印象なのでは無いかと、何度も下ネタを封印を考えていました。
しかし、最新までこの作品を追って下さってる読者の方は、おそらくその点も分かっていて読んでいるはずですし、ここで日和ったらこの作品にとってマイナスなのでは無いかと思い返す機会がありました。
そう思った瞬間、タガが外れて女性が顔面に自分の尿をひっかぶると言う酷いシーンを思いついてしまい、それをそのまま反映してしまったのでした。
元々はインパクト狙いだった嘔吐や失禁を、こんなに嬉々として書くことになるとは…。
という事で、今後もこのようなシーンが度々出て来ると思いますが、それをご留意の上で読んでいただければと思います。
既に二千文字が見えて来たあとがきですが、ある程度下ネタについての気持ちが固まったので、次からはここまで長々なることは無いと思います。
それでは、今後も当作品を宜しくお願いいたします。