五章を読んでくださった方、ありがとうございます。
おおよそ二カ月間毎日投稿を続けてきたわけですが、ここまで付き合って頂いた方々には本当に感謝をしてもしきれません。
さて、この章は勇者パーティーで最後まで謎の存在だったユラリに焦点を入れた回になっています。
しかし、この話はオチこそ最初から決まっていたものの、いかんせんユラリがゆらりしか喋らないため、そこまでどう持って行くか中々固まらず、かなり苦戦を強いられました。最終的にレンブラント回の焼き増しのような流れに落ち着いたのですが、やはりもう少し新鮮な物語にしたかったなという感想です。
そして、全くの再放送をしても仕方がないため、移動パートの会話を減らして内容をコンパクトにまとめる取り組みをしてみました。
するとあまりに短くなりすぎたため、前半と後半の二部構成となりました。
言い訳をしても仕方ないため正直に言うと、前半は後半の下書きが書きあがるまでの間に合わせでもあります。
本来このアメリアのライセンス失効の話は一章分しっかり取って書くつもりだったのですが、二カ月書いてみてあまりにも話の展開が遅いと感じたので、いくつかに分割して他の章に組み込む事にしました。ついでに魔法の設定も散りばめるのではなく、あんな感じでまとめたのですが、こういう設定系ってどこまで出すべきなのか本当に分からないんですよね…。
そして、今回は初めて誰も吐かなかった章でもあります。
これには深い(?)理由があるのですが、はっきり言ってしまえば私が我に返ったといいますか、あらすじを書き直すために作品を軽く読み直してみて、その…これはやり過ぎたなとようやく気付きまして、何ならこの章のプロトタイプに、酔い潰れたアノンをヤマトが自室に連れ込んで下の世話を…みたいなとんでもない話を書いたのですが、冷静に考えるとこんなのただのニッチなエロ同人じゃんと思い直したのです。
その名残が冒頭のアノンの様子に残っていますが、これが世に出ることは今後、訪れるのでしょうか…。
なお、思い直した結果が、漢二人の立ちションな訳ですが…。
また、この章の途中から、あらすじの書き直しに加えて、ブクマや評価などをお願いする文章を章末に入れるようにしています。正直、かなり悩んだのですが、最初の作品なので色々な事を試していこうと思い、今後もちょくちょく突飛な事をやるかもしれませんが、その時は実験してるんだなとでも思っておいてください。
では、そろそろ文字数も1000字を超えて来たので、この辺で失礼しようと思います。
次章は、勇者パーティーが本格始動する話を書く予定です。
聖女ピチカの意外な事実が明らかになる…かもしれません。
今後も、作品を宜しくお願いいたします。