• 現代ドラマ
  • ミステリー

四月十八日の備忘録

お疲れさまです。
吉野諦一です。

ミステリの敷居の高さってなんなんでしょうね。
一度足を突っ込むと底がないというか、コアなファンが多くて新規ファンは軽々しく語れないというか、他のジャンルよりも近寄りがたい感じがします。
個人の所感ですが。

ミステリを語るには古典の名作から、というイメージがあります。
何事にも先達から学ぶのが良い、とはいうものの学び始めるときりがないというのが古典の大変なところです。自分も大学時代、古典文学はどこから手を付ければわからずじまいでした。
結局最も古いものだけ触って学んだ気になってしまうんですよね。

好きなものについては蘊蓄を語れてナンボ、みたいな風潮も苦手です。
そりゃあ知識の分だけ愛があるという観点もあるでしょうが「詳しくはないけれどなんとなく好き」とかでも十分じゃないですか。
同じものを好きだとしてもいろんな形の「好き」があるのです。
寛容になるのは難しいかもしれません。人間だもの。
でも他者の「好き」を否定して、いったい何の意味があるんでしょうか。

膨大な支持層を獲得しているジャンルほど、新規層が参入しづらい。
ミステリに限らず、どこでも言えることです。
しかし新しい風が吹かなければ腐り落ちるのみであることも必定。
大事なのは上手な棲み分けなのかもしれません。
昔の名作が好き。最新の作品が好き。
王道の展開が好き。捻りまくった新機軸が好き。
月並みな言葉ですが、みんな違ってみんないいのです。

さぁみんなでミステリを書きましょう。
僕も書いてます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889152841
良ければご一読ください。(ダイレクトマーケティング)

それでは。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する