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『さよなら、ボーイキラー』連載再開しました。

こんにちは。連日申し訳ないです飯田です。何かこのところほぼ毎日近況ノート触っている気がする。

掲題、『さよなら、ボーイキラー』連載再開しました!
お忘れの方も多いと思うのであらすじを以下に。



主人公、上杉達也はある日父の書斎で見つけた心理学的知見に則った「反社会性パーソナリティ障害診断」を自分自身に行い、自分が反社会性パーソナリティ障害であることを知る。反社会性パーソナリティ障害とは世間が言うところの「サイコパス」の意味に等しく、上杉達也は自分が犯罪者予備軍、それも殺人を犯しかねない人間の予備軍であることを知る。

思えば自分のかつての素行にも思い当たる節があり、以来上杉達也は自分が「下手をすれば人を殺してしまうんだ」と思いながら過ごす。
内心そのような自制の気持ちはありながらも、野良猫の解体をしたりと、自身内面の攻撃性を抑えきれずに過ごす。

ある日、秘密基地である屋上のプレハブ小屋で、学校の近くに住む野良猫のライを解体していると、どさっと何が落ちた音がする。
おそるおそる上杉達也がその音のした方に行ってみると、階下に墜落した女の子の死体が。上杉達也はその女の子が同じクラスの橘加恋だと気づくが、ここにいては自分が疑われる、と一目散に屋上から退散する。

しかし全校集会で橘加恋が自殺したことが知らされた日の帰り。
しばらく続く休校の間に勉強ができるようにと、久しぶりに学校のロッカーを開いた上杉達也は、そこに橘加恋からの手紙を見つけ……? 

「上杉達也が橘加恋を殺した」
果たしてそんな噂が学校に流れ出してしまう。
上杉達也は自身の潔白と、橘加恋の死の真相を探るべく動き出す。



この作品を僕なりにすごーく浅く言うと「一応恋物語」なんですよね。
誰が誰にどのように、とは言いませんが、愛情によって得られる変化ってあると思います。
この作品は上杉達也くんが女の子の死をきっかけに変わっていく、そんな話。

飯田的本格ミステリーのつもりです。よろしければ、是非。

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