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スリマジェこぼれ話(2)起承転結の話 ※ネタバレあり

 今日は3月28日。ファンタジー部門ランキングでは、10位以内から落ちてしまいました。まだ11位には踏みとどまれてはいるのですが。自分の感覚では、この10位と11位には大きな壁があって、ぱったり読まれなくなっちゃいます。何とかしなければいけません。

 ということで、カクヨムでの我が代表作“スリーピング・マジェスティ”の数少ないファンの方々をがっちり捕まえておくべく、スリマジェこぼれ話第二弾を、一席ぶってみようと思います。

   🌟 🌟 🌟

 先ほど、ツイキャスという生配信サイトで、ツイッターの相互フォロワーの方々と創作論について話していました。前半は10位以内から転落した愚痴と、現状に対する弱音だったのですが、後半になってみんな白熱してきて、放送にパスワードをかけ、身内しか入れなくなった途端、激論が交わされるように。

 ──しかし、今思えば、普通は前半にパスワードをかけて、後半の内容こそ公開でやるべきであるな。まずったまずった。

 閑話休題《それはさておき》。
 その話の中で、スリマジェは起承転結を参考にして書いたという話をしました。元々は漢詩の書き方なので、小説の書き方には合わない、とおっしゃる向きもありましょうが、結局こういった創作論というのは道具ですので、自分に合った道具を使えばいいのです。

 スリマジェはまず、
 起:騎士の国として名高い国の王様が90年の眠りから覚めると、王国は完全に平和ボケしていた。
 承:王様が騎士たちを鍛えていくが、騎士たちはてんで王様の言うことを聞いてくれない。
 転:ところが──
 結:どうなる?

 という大枠を決め、この4つのパートをさらに4分割、つまり最終的に16分割にしてプロットを立てました。
 起の起:王様が90年の眠りから目覚める。
 起の承:国はまったく平和ボケしていて、騎士の数も全盛期の10分の1に。
 起の転:とにかく騎士を増やせと指示するも、王様はまた7年の眠りについてしまう。
 起の結:目が覚めたら、騎士の数はますます減っていた。
 こんなぐあいに。

 この、起きるたびに状況が悪化する、という感じが、前回のこぼれ話でお話したRTSのままならない感じを表せているかな、と思っています。

   🌟 🌟 🌟

 ところで、このこぼれ話ですが、もしご要望があれば、毎日……は難しくても隔日くらいで更新しようかな? と思うのですが、どう思われますか?
 多分すぐに書くことがなくなるので、そのうち、登場キャラクターたちの裏設定とか……そんなモノほとんどないけど、なんとかひねり出して書くと思います。どうでしょう?
 と言っても、意見を書く欄がカクヨムにはありませんので、ツイッターの方にご意見をお寄せ下されば幸いです。
 @revontulet_kkym
 というか、反響が欲しいですね。反響が。カクヨムはそう言った点で不便ですね。もちろん、一長一短なので、私はカクヨムのシステムは好きですが。
 土曜に更新した箇所は、本人なりにかなり気合を入れて書いたところだったのですが、PVはとても伸びたわりに、あまり反響がなく──。とても寂しい思いをしています。


   🌟 🌟 🌟

 反響。
 やっぱり、あるのとないのとでは大違いです。読んで面白かったら──、続きが読みたいと思ったら、🌟ひとつでもいいので、ぽつんと置いていって下さるだけでも、書き手のモチベーションが変わります。
 今、本作の一番の見どころのシーンが終わりまして、一気読みにはちょうど良い頃合いです。
 カクヨム登録前に読んだけど、もう一度──なんて方は、これを機に読み返して頂くのもお薦めです。カクヨムはサイトの仕様上、登録せずに読んだ記録は、無いものとして扱われてしまいますので。
 その際はぜひ、レビューなりツイッターなりで、何かしらの反応がありますと、テンションがあがります。もちろん、無言の🌟だけでも大歓迎ですよ。無言の場合ですと、こちらからは🌟の数は見えませんので、お気軽にどうぞ。

 それでは。

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