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カクヨムコン10参加作『凄餐の祭壇 翼ある蛇と煙る鏡』完結しました

ジャンル、伝奇バイオレンス。
ただしエロはなしです。
昔、結構たくさん伝奇バイオレンスを読んでいた時期があります。
でも、いつも思ってたんですよね「ここ、エロ要る?」。
女性が性的にここまで酷い目に遭う必要ある?
いや、きっと要るんでしょう。そもそも伝奇バイオレンスってどっちかというと男性向け文芸だし。
もちろん、既存の作品からその要素を抜け、なんて言うつもりはありません。

「ないなら自分で書きます」

ということで、周回遅れジャンル、伝奇バイオレンス(エロなし)を書きました。
ついでに恋愛要素もありません。

凄餐の祭壇 翼ある蛇と煙る鏡
https://kakuyomu.jp/works/16818093088586577212


アステカ王国が南米に遷都し、滅びなかった世界の物語。
十五年前まで人身供犠が国家規模で行われていたという設定です。

一国をあげての『因習村』。
邪教……って言っても15年前まで国家認定の祭祀で観光化されてたんですよ!
ほら、伝奇と言えばムー大陸とか世界の滅亡とか暗黒神の復活とかね!
そんな感じじゃないですか!!
なので、「そんな感じ」を目指しました。
無駄にでかい風呂敷。

首とか腕とかがパンパカ刎ね跳び、血が噴き出し、吸血鬼が噴き出した血を躍り食い。
火山の噴火口に大魔神と巨大鳥形怪獣が現れて死闘を繰り広げ、南米だからじゃがいもの精霊なんかも大活躍!
あ、動物はジャガーと鷹が出ます。

登場人物たちはたまたま「このとき」に「居合わせ」て「協力し」それぞれになにかを手に入れ、人生という名の旅の続きを再開する……そんなラストになりました。
ちょっと寂しくて幸せなラストになっております。
お読みいただければ幸いです。
また、お読みいただいたかた、ありがとうございます(^.^)/

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