2019/9/8 文学フリマ大阪に参加してきました。
一次創作では初めてのイベント参加でした。(二次創作の方では3年ほどイベントに出た)
そのため事前準備は感じがつかめるものの、イベントの雰囲気やその界隈独特の文化の違いなどは、実際行ってみないとわかりません。
そこが楽しみでもあり、不安でもあり、おかげで前日は夜しか眠れませんでした。
当日は台風が心配でしたが、拙宅~新大阪間の新幹線は無事運行。
ありがとうございますと拝みつつ家を出、エッサコラと荷物を背負って大阪入りしました。
新大阪からの道順も、文フリ大阪のtwitter公式アカウント(
https://twitter.com/BunfreeOsaka?lang=ja&lang=ja)さんが詳しく情報を流してくださっていたので、迷わずでした。
(「大阪メトロからならここ曲がってこう」など、写真つきで解説してくださっていたのが親切だなと思った。台風にともなう交通情報も流してくれていた)
で、いよいよ会場入り。OMMビルなる場所には初めて行きました。
地下2階あたりは飲食店が立ち並び、「え~ここで食事もできるやん、ええなあ」と横目に見つつ通り過ぎます。
そして入口でサークルチケットを渡して入場。ずらーっと長机が立ち並ぶ光景はまさにイベント。ああ~これこれ、とニヤリとしつつ自スペースへ行きました。
通路がゆったりめで移動しやすい。みんなパカパカとキャリーケースや荷物を開いて設営開始。私はまず、見本誌を会場外の別部屋へ提出しにゆきます。
ここでちょっと迷ったのが、見本誌をどこに置いていいのかということ。
スペースのブロックごとに机は分かれていたのですが、「No1~20まではここ」みたいな番号の表示はなく、テキトーに置いていいのか何かルールがあるのか迷いました。
(のちほど、当日アンケートに書かせてもらいました)
設営は、布敷いてポスター立てて釣銭と本出して……という作業。
慣れているつもりでもなんとなくテンパる。最後に自スペースの写真を撮ってSNSにアップ。午前11時の開場まで待機。
開場時は全員で拍手。ここは二次創作系のイベントと同じなんだなあ、と頷きながら行いました。
おもしろかったのが、お客さんの入りの時間帯が違う感じだったこと。
二次創作系のイベントだと、開場~開始直後1時間くらいにワッと人が集中する印象。
が昨日の文フリは、むしろ開始直後はのんびりめでした。お昼12時を回ってから人が増え出し、午後3時すぎまでピークがつづく感じ。
私はまさか後になるほど人が増えると思わず、「あっコレ最初に自分の買い物行っとくべきだったか……」とちょっと悔やむ。
とはいえ適度に途中抜けし、無事おめあての買い物は達成できました。(ずっと座ってるとつらいから動いていたというのもある)
途中、会場内を回りつつ休憩スペースにも近づく。(会場奥の窓ぎわに、飲食・読書可のスペースがしつらえられている)
窓の外は気持ちのよい青空と小運河、立ち並ぶビル。ちいさな屋形船のようなものも見え、なんともさわやかな景色でした。
自席で店番中、お隣さん方に名刺とお菓子をお渡しする。(タイミングを逃して昼すぎまで出せずにいた)
片方のお隣さんはもう何回も参加経験がおありとのことで、慣れていらっしゃる感じ。でも今回の文フリ大阪は過去の中でもいちばん人が多い、とのこと。
実際、運営さんの最終カウントでも、来場者数は前年を大きく上回ったようです。
あ、あとほのぼのしたのが、この運営さんのアナウンス。
随時くりかえし落し物の放送や来場者数カウント、他地域の文フリ情報などをアナウンスしていらして、アットホームな感じで微笑ましかったです。
肝心の売り上げは、予想より多く出たな、という印象。
実績なし・お知り合いも少なし・確実に自分たのしいだけの本、とフルコンボだドンな三拍子でしたが、それでも訪れてくださる方がいるんだ~と嬉しく拝見しました。
おひとりおひとり、訪れてくださった姿がきらきらと胸に残っています。誠にありがとうございます。
閉会後は、twitterでのフォロワーさんお二人と梅田でお茶会。
おそらく緊張などで、変なテンションになっていたかと思います。あとから思い出して悶絶するやつ……。
しかしお二人ともやさしくお話してくださって、楽しかったです。創作スタイルなどもお伺いし、「お二人ともすごいなぁ」とふむふむ頷いていました。
帰りは新大阪で、友人知人へのおみやげを買う。
事前に調べていておもしろかったので、『グ○コマンのべっこうあめ』を買いました。
見た目はググってください。「こっちみんな」って感じでじわじわ来ます。大阪のこういうセンス好き。くいだおれ太郎くんのプリンとかも可愛くて迷いました。
というわけで、興味ぶかい初イベント参加でした。
反省点としては、ポスターとか本の装丁が地味だったかな~ということ。
そして申し込みジャンルを別枠にすればよかった? かな、とも思います。
会場内を回っていて、やはりパッと目につくのは装丁が華やか・スペースのインテリアも華やかorおしゃれなサークルさんでした。
小説であるがゆえに、かえってジャケットの大切さを痛感しました。
あとジャンルはすごく迷ったんですけどね……。むずかしい。
今回の本だと歴史系に申し込んだ方がよかったのかも……でも「ちゃんとした史実」を書いているわけでもなし……とぐるぐるしました。何回かイベント参加すれば、このへんは呼吸がつかめてくるのかな。
次回は、2020年5月17日の東京コミティアを申し込んでみようか迷っています。もし出られるようになったらまた呟きます。
このたびは本当にありがとうございました。出会えた方々に心より感謝を。