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無双の細道こぼれ話第二十三回:第二十三話と私

 はい、やってしまいました。
 
 いや、ホント二十三話に関してはどうしようかと何度も何度も悩みました。
 本当にこんなことやっていいのか、と。
 下手したら手抜きに見えるんじゃないか、いや下手しなくても手抜きにしか見えないんじゃないか、と。

 実際、やろうと思えば簡単に修正が出来るんです。
 五回制の試験を四回制の設定に変更して、金試験での合格者を最終試験用に揃えればいいだけですから。
 あるいは多少は時間はかかりますが、別の試験を用意して書き上げてもよかった。
 そもそも数万字のボツなんて珍しい事でもなんでもありません。これまではそうしてきました。
 
 しかし逆に言うと、ここで治試験全体をボツにすることの方が逃げているのではないかと感じたのです。
 せっかく久しぶりに長編のおバカ小説を書いているのです。
 だったらとことんバカなことをやってみよう、幸いにもそれが許される題材じゃないか。
 
 てことで、やってしまいました。
 これで構成力E判定でも構いません。代わりにおバカ度SSSを取ればお釣りが来ます。
 
 なのでどうか「アホだなぁ」と笑ってやってください。
 それだけで救われます。
 
 あ、あと番外編「これが本当の治試験です!」は本当にやります。お楽しみに。

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