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統一地方選効果なんでしょうね

 愛媛県宇和島、長崎県、高知県宿毛に続き、広島県でも桜の開花宣言。センバツ高校野球も開幕し、世の中はすっかり春モードです。みなさんの脳裏にパッと浮かぶ曲は何でしょうか? 松任谷由実の「春よ来い」、一青窈の「ハナミズキ」、ズバリ桜がテーマならケツメイシのケツメイシの「さくら」、福山雅治の「桜坂」。卒業や新生活をキーワードなら「いきものがかりの「YELL」、前向きなあなたはスピッツの「春の歌」かもしれません。さすがにイルカの「なごり雪」は時期的に遅過ぎるかもしれません。小学校で習った滝廉太郎作曲の「花」を連想するシブいらっしゃるでしょうか。私はというと、化粧品のCMソングにもなった矢野顕子の「春咲小紅」が頭に浮かびます。歌い出しを「ほら 春先神戸に 見に見に 見に来てね」と聴き違いした私は『神戸の桜はさぞかし綺麗なんだろうな』と思っていました(笑)。ちょっと「マクラ」が長過ぎました。
 ヒットソングの話ではありません。世の中では4年に一度の統一地方選挙がスタートしました。3年に一度の参院選と合わせ12年に一度、❝亥年限定❞の(メディア的に言うなら)❝18歳選挙権導入後、初の大型選挙イヤー❞なのです。天皇のご退位や新天皇のご即位。それに伴う新元号が何に決まるのか。英国のEU離脱、決裂した米朝会談後の北朝鮮の怪しい動きなど、内外を問わず大きなニュースがあるので、それほどクローズアップされませんが、国民生活に影響する大きな出来事です(子供の頃はそんな認識はありませんでしたが)。
 ということもあってか、カクヨムに連載中の拙著「政治的未関心」シリーズのⅠ「どうせ憲法で保障されない有権者よ」のPVが増え始めました。シリーズⅡを書きたくて執筆を始めましたが、ストーリー的に18歳選挙権をきっかけにしたため、Ⅰは入門編的な展開になり、多くのPVを戴いているⅡより圧倒的に少ない200弱に留まっていました。が、選挙戦のスタートと機を合わせるようにPV数が動き始めました。作者としては嬉しい限りですが、読者のみなさんに少しでも政治に関心を持って頂ける材料になれば、と思っています。これからもよろしくお願いします。

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