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「サンデースポーツ2020」は放送

前回アップしたウィルチェアーラグビー。16日の日本選手権を観戦しました。決勝は一進一退の激闘の末、残り数秒でトライを決めた沖縄ハリケーンズがフリーダムを48対47で振り切り、大会3連覇を飾りました。世界選手権で頂点になった直後の日本選手権でしたが、マスコミの注目は、バドミントンや卓球ばかりで、大きく取り上げたのはNHKだけでした。
車椅子同士の激しい当たり(タックル)OKなので、会場に響き渡る衝撃音の大きさもさることながら、綿密に計算された戦術にもグイグイ引き込まれます。ブリッツが勝利した3決含め国内最高峰の2試合を700~800人が堪能しました(多分)。何とか小説に醍醐味を記したいと思います。
だだ、残念なことも。アトラクションで、大会サポーターの稲垣吾郎さんがタックルを体験するコーナーがありました。NHKのオンエアではリポーターを使って全く同じ演出。前出のスポーツ・フォーラムでもしかり。車椅子ラグビー=椅子ごとのタックルみたいなイメージ表現は、力士やプロレスラーに、手の平比べを強いるのと同じで発想が貧困過ぎます。普及は大切ですが、もっと工夫をお願いしたいと考えながら帰路に着きました。
 ちなみに、ウィルチェアーラグビーは、Wheel Chair Ruggbyのことで、ウィルはホイールのことでした。今年は明治維新から150年でしたが、まるで明治時代の日本語訳のようですね。

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