12月2日、日体大キャンパスで開かれた毎日新聞主催のスポーツフォーラムに行って来ました。パラスポーツや介助犬などの理解を深めるのが目的のイベントです。オリ・パラをテーマに小説を書く身としては見逃せないイベントです。パネラーにはウィルチェアーラグビー日本代表の永易 雄(ながやす ゆう)選手と同じく日本代表の倉橋香衣(くらはし かえ)選手、車椅子ソフトボール日本代表石井康二選手が参加しました。進行を務めた中西哲生さんを相手に車椅子でのタックルのデモンストレーションもあり、車椅子競技で唯一、フルコンタクトが許されるこの競技の激しさを体感しました。今年8月、世界選手権(豪・シドニー)で優勝した日本代表がそれぞれの所属チームに分かれて戦う第20回日本選手権は14~16日、千葉市で開かれます。来年はW杯ラグビーも初の日本開催。W杯に弾みをつけたウィルチェアーの選手たちの活躍を直接見ることができる絶好のチャンスです。全国各地のチームが一堂に会する日本選手権、見逃す手はありません。ちなみに当日、ロビーを背筋を伸ばして闊歩する人影発見。濃紺のジャージの上下にお揃いと思われるキャリーケースには金刺繍の「JAPANの文字と五輪のマーク。小柄でショートカットのその人は、村上茉愛選手でした。さすが日体大。