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自由のために2

https://kakuyomu.jp/works/16817330656927273343/episodes/16818023212469590494



「いらっしゃい」



「コーヒーのラージ二つ。一つはラテで、一つはブラックのまま、シュガーとミルク別入りで」



「はいはい」



「あと、ペン貸してもらえますか? メッセージ、僕が書きたくて」



「あら、彼女に気の利いた事でも?」



「まさか。お偉いさんを怒らせちゃったので、コーヒーカップに謝罪の文章を書くんですよ」



「……逆効果じゃない? それ」



「ま、やらないよりはましかなと」



「やめた方がいいと思うけど……」



「いいから!」

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