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ミルクもシュガーもいれない 126

https://kakuyomu.jp/works/16816700428814774744/episodes/16817139554945018868



なにもなく孤独の中において満ち足りた心持ちとなれれば、俺のようなもち得ない、もつ資格がない人間にとっては至上である。進む先がいずれも地獄に繋がっている身なれば、それは残された最後の希望となるだろう。かくなるうえはこの先に進み、現代に生きる覚者と成り果て現の世を渡ろうではないか。俺は無だ。無。何もなく、何者でもない、無……無……

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