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悟りに寄せて

本文でもボカしきれていませんが、私は神道より仏教に親近感があります。
これは私が悪いのでしょうか?
不運が重なり神社で「お祓い」を頼んだのです。対応したのは袴からして禰宜か権禰宜か…
開口一番「お前等神はお救いにならない」です。
理由は仏教にお墓を任せている。
独身も罪。子供を産み育てるのが国民の義務。
夢を追うのも重罪。日本人は何も考えず産めよ増やせよが偉い。
散々言い散らかされ追い出されました。この不景気の時代に「独身」はどれだけ居るのでしょう?
夢や目標を持つ事は悪でしょうか? 
更には同級生が神職になりましたが、私の生前世話になった人の供養を頼むと「お前が墓前に行け」と同級生は突き放しました。勿論墓前には行ったあとです。その同級生は「俺は人を救う神職になる」と言ったので私はなけなしの資金で学費を応援もしましたが…恩を着せたくはないですが…彼も「立派な神職」になってしまいました。
「神職」は特別なのでしょうか?
それよりは飛び込みで「お祓い」をお願いした厄除け祖師の僧侶の懐の深さは有り難かったです。予約無しにも関わらず、若造で礼儀もなっていなかった私に精一杯経を上げてくれ、「困っている方からは頂かない」そう言って一円も受け取られませんでした。今でも生きているのはその人情があったからでしょう…

1件のコメント

  • こんな近況ノートにまで目を通して下さっていた事恐縮の至りです…
    本文にもコメントを下さりそちらに長々と自説の講釈を載せてしまいました事をお詫び申し上げます。恐らく貴方様はご自分の考えをきちんとお持ちだと思います。そこに講釈を載せてしまったことはとてもでは無いですが重ねて申し訳ありません。
    「神は死にたもう」…知りませんでした。やはりまだまだ己の修養が足りません。恥ずかしいです。
    これからもお気に召すかは分かりませんが、稚拙ながら自身の経験と様々照らしながらふみを綴らせて頂ければと思います。
    重ねて有難う御座います。
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