いつも拙作をお読みいただきましてありがとうございます!
本日、彼岸の白嶺より番外編第二弾「山吹の君」が完結いたしました。
今回の主人公は水伊佐と乃花。彼らの恋愛についてでした。
乃花は水伊佐の兄、本編の主人公である水埜辺が意中の相手でしたが、そんな一途な彼女を好きになった水伊佐がなにを選択するのかを描きたく。
山吹という花の花言葉は「気品」「崇高」「金運」がありますが、他に「待ちかねる」というものがあります。
山吹は葉が出揃わないと花が咲かないらしく、なかなか花を咲かせない様子が由来となり「待ちかねる」という花言葉がつけられたそう。
本編でも綴りましたが、乃花の気持ちの整理がつくまで待つという水伊佐が、いつか彼女と共に生きることになったときに「待ちかねたよ」と笑える日が来てほしいなと思いこの花をタイトルに選びました。
ちなみに「君」に関しては、「○○の君」みたいな、昔の人の敬称みたいなイメージでつけました。
次は水紀里のお話の予定です。
鋭意製作中ですのでお待ちいただけますと幸いですm(_ _"m)