気づいたら始まり、いつのまにか終わっていた中学生のテスト期間のような小説「虚構を泳ぐ舟」。
主人公の「ぼく」はちょっとオマセな14歳。有名ワイチューバーになるために幽霊屋敷をスクープ!しようと思ったら、自称宇宙人の美女「ネコさん」に阻まれる……!?space cat……🐱
この作品は短いですが、個人的には思い入れ深いものになったと感じています。
お題は「少年」呼びの似合う魅力的なヒロインとのことで。海野マヲリは非常にあやうい、医療用メスの先端を素足で歩くような女にしようと思っていました。そして「少年」にあたる「ぼく」も、幼いけど、決して馬鹿ではない。それでいて二人は恋愛関係には至らない……という縛りを設けたにも関わらず危なく一線を超えるところでしたあぶないあぶない。
犯罪よ!?
というわけで、二人の間にある感情は読者の皆様にお任せします。愛があるかもしれないし恋があるかもしれないし何もないかもしれません。肉体関係はありません(断言)
純文学って何だっけな?と思いながら考えた作品になります。一読くださればさいわいです。
偽教授少年杯、楽しみだなー!