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新年のご挨拶

 なんだかんだで初近況ノートなんですが、あけましておめでとうございます。今年度も文章製造マシンとして文章を書き連ねていく所存です。

 さて私事になりますが、去年の暮れからやっと重い腰をあげ、最近(ここ二十年ぐらい)のSF作品やミステリー作品にも手を付けはじめました。電子だと小説は目が疲れる(カクヨム読んでいるのは別腹です)ので紙媒体にこだわりがちだし、あと資金面もあってまだまだあまり読めていません。ですが、伊藤計劃の「虐殺器官」が良かったです。

 殺伐とした百合好きとしては同じ著者の「ハーモニー」も面白かったし、終わり方の雰囲気は「ハーモニー」の方が好みだった。なのに、全体で見ると「虐殺器官」の方が好きだったんですよね。
 ネタバレになるのであんまり内容には触れないんですが、多分「タイトル回収」の衝撃度が「虐殺器官」の方が強かったからかなーと思いました。

 でも「ハーモニー」の方も衝撃度が弱かったとはいえ、日常の中において「これって”ハーモニー”じゃん」と思う瞬間が発生してくるようになっていて。私の思想に対する影響力なら、「ハーモニー」の方が強いかなーって感じです。

 最後になりますが、一つ。ネット上の「オススメSF小説!」で微妙なラインナップ(なんか趣味が合わない)なことが多くて。ここ数十年に出されたSF作品かミステリー作品で、「オススメだよー」という作品があるのなら、教えていただけると幸いです。

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