今日は。閑古路倫で御座います。只今、スランプ真最中!絶賛!筆折れ中です。それで、欲求不満解消の為、好きなこと書きます。中村彝さんは、水戸出身の画家さんです。私の、住んでいる町の海岸沿いに「中村彝、静養の地」の石碑があります。中村さんは、明治、大正期に活躍した人です。代表作は「エロシェンコ氏の肖像」印象派風の作品です。この画家さんの、面白い(不謹慎!)のは、二十代前半の自画像「帽子をかぶる自画像」と最晩年の「頭蓋骨を持てる自画像」がある事、まぁ、そんな画家さんは、沢山いらっしゃるのかも?ですが、二十代前半の自画像は、レンブラント風に見えました。実にやんちゃな田舎の青年です。一方、最晩年のそれは、病に窶れ果てた顔をしています。目にも力は無いのに、飄けた感じの表情をしています。怖さとか絶望とかを感じない、ただただ淋しく、でも、安らぐ、不思議な絵です。まぁ、爺いはそう見た。と言う事です。本物は、直には見てないんですけどね。
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