此のところ、文字を書く行為から少し距離を置いています。
理由としては、夏の暑さにやられたこともあったのですが、研ぎに嵌ってしまったのが原因です。
研ぎというのは、日本刀の研ぎのことですが、少し落ち着きや気分転換が要るかなと思った時にやっていることなのです。
最近、室町時代の姿の良い一尺ほどの脇差を手に入れました。
時代物であるために、研ぎ痩せはしておりますが、まだまだ重ねも厚く十分に仕上げる事が出来ると思われます。
素人が在銘入りを研ぐには少し負担も多いのですが、少しずつ研ぎ上がって行く菖蒲姿に刀工の鍛えている姿が重なります。