先週とうとう結果が発表されたカクヨムコン4。
砂村かいりは応募した3作品すべてが中間選考を通過するも、何の賞にも引っかからずに終わりました。
まずは応援してくださった方々へ、熱い感謝とがっかりさせてしまったお詫びをお伝えいたします。
わたしの代表作であり渾身の長編作品である『炭酸水と犬』。
これが評価されないのであれば、わたしはもう何も書けないような気がします。と言いつつ書いてるけど(笑)。
恋愛ジャンルは2年連続「該当なし」で、特別賞に選ばれたのはファンタジックな要素を持つライトノベルの方々で、ああ、恋愛を、人間を、真正面からがっつり描きこむリアルな純文学はカクヨムコン編集部は求めていないんだな、と諦念を覚えました。
また、読者選考期間中に、「ああ…これが噂の書き手による足の引っ張りか…」と思う事柄がありまして、詳述は避けますが、あれさえなければ回れ右しないで読んでくれる方はもっといたろうに、と悲しみが拭いきれません。
さらに平成の終わりにその書き手さんのTwitter相互の人からあからさまな嫌がらせを受け、自分でも最終的に「Twitterから来たアンチです、これは嫌がらせです」と明記していたので、スクショを撮って自衛のために某所に貼ってあります。
あまりに幼稚で相手にするまでもないのですが、カクヨムユーザーとして極めて悪質で有害と言えるので、気が向いたらいつでも通報するつもりです。カクヨムのエッセイでもわたしについて人格攻撃しているそうですし(フォロワー様情報)。
何でもスルーするのが大人じゃない。
正しく怒ることはとても大切ですからね。
そんな具合に、初めてのカクヨムコンはいろいろな意味で残念なものとなりました。
まあこれだけ大きなサイトなのですから、書き手としての矜持も品性もないユーザーが含まれるのは避けようもないですし、自分だって俗にまみれた俗の極みです。狭量で不寛容な人間です。
せめてこのだめなところを文芸に昇華できるセンスやスキルがあればいいのですが。
それでも、カクヨムコンをきっかけに砂村かいりや砂村作品を知り、好きになってくださる大勢の方々との出会いがあって、今後もずっと大切にしたいつながりも生まれ、なんだかんだでカクヨムには感謝しています。
完結してそろそろ1年経つ『炭酸水と犬』は11万pvを超え、短編や中編もじわじわと読まれていて、またわたし自身も素晴らしい書き手さんを発掘したりと充実の日々です。
コンテストの結果だけがすべてじゃない、推してくれたのがたまたま編集部じゃなく読者の皆様だったのだと思うことで、前を向いてゆきたいと思います。