• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ファンタジー

それは私が知りたい

知人やちょっとした知り合いからよく「いつになったら治るの?」と軽く聞かれます。それは私が知りたいくらいですよ。そもそも治るのかすら分からないのに気安く「いつ治るの?」と聞かないで頂きたい。こっちは必死に何年も治療していますし何なら一生付き合っていく覚悟でいます。そんな相手に軽い気持ちで聞かないで下さい。私だって主治医に何度「治りますか?」聞いたか分かりません。最初の頃は障害自体を受け入れられませんでした。ようやく障害を受け入れ治療に励んでいるのに
心を折るような事を簡単にしないでもらいたいです。世の中には様々な障害や病気などがあります。必死に闘っている方々がいらっしゃいます。その方々の「頑張ろう!!」という気持ちをあっさり打ち砕かないで下さい。私は難しい事をお願いしていますか?無理難題を言っていますか?ただ見守ってもらいたいだけです。治るように協力しろと言っている訳ではありません。そりゃ家族には多少協力を求めます。でも知人やちょっとした知り合いにまで治るように協力しろとは言いません。応援しろとも言いません。ただ静かに見守ってもらいたいだけです。急かさないで下さい。心を折らないで下さい。私は一生懸命治療しています。たくさんの方々の力を借りて障害と向き合っています。そっと見守って下さい。私から言える事はそれだけです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する