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第五回こむら川朗読小説大賞を振り返って_2

2作目、ノロイを鳴らすです。
本当は出すつもり無かったんですよね……。これとは別に何かを書いて、「1作目と方向性被ったのでこれは流しませんでした(キリっ)」みたいにやるつもりだったんですけど、その別の作品を書くにあたって、ホラー・評議員受けのする作品・朗読に適している内容という自縄自縛に陥り、開き直って投げる事にしました。
前に書いたようにそもそも評議員受けする内容と自分の書きたい内容が食い違っているので、だったらいっそ試験的な作品をいっぱい書いて、それが滑ってるかどうかを確かめる場に今後はしようと今回で思いましたね……。
内容に関しては最後の少年の幻覚を本当の幽霊と思っている人が思っていたより多かった事が意外でした。霊能者からの食事の誘いがミスリードになったんですかね。あれに関しては本当にただの食事の誘いで他意は無かったというのが真相です。主人公の作家が悩んでいたのは、少年が幻覚でなく本当に霊だと分かったらどうしようというところで悩んでいたのでした。
この作品はYoutubeで朗読動画を上げてらっしゃる青木さんに朗読していただきました。とても雰囲気のある語りで私もしっかり聞かせてもらいましたが、朗読って読む以上に文体の癖出ますね笑
「後半~だろうって使いすぎ!」と独りで悶えてました……

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