まずは第四回こむら川小説大賞に参加した皆さま、お疲れさまでした。今回投稿したのはまさかの恋愛ということで、前回のいいはなし系に続き普段は書かないジャンルです。今回のテーマは「異能」でこちらとしては非常に書きやすかったのですが、はじめに書こうとしていた話は余裕で字数オーバーしてしまったんですよね。なので少し捻った異能を書こうと思って出来た作品になります。
さて、講評で触れられていた2点について話すと、まず厨二チックなネーミングはたしかに蛇足だったと思います。自分でも書きながらこれ本当にいるのか？と思っていました。ですが企画の趣旨に沿って異能をアピールしたいなということであえて入れることにしたのです。そしてバッドエンド。もちろんいい感じのまま終わらせることもできたのですが、自分的にはそれだと面白くないなと。その終わり方では「なんとなくいい話」で終わって読者の記憶には残らない。それくらいならいっそ恋愛ジャンルにいれるなと文句をつけられるくらい盛大に騙してやれと思った次第です。とはいえ純粋な恋愛話を読みたかった人に対してはがっかりさせてしまったかもしれません。講評にあった通り、読み手の事も考えた作品作りというのも心掛けていきたいですね（もちろんやりたい事があるならそれを優先しますが）。