「KADOKAWAさんとして公式に謝罪したほうがいいですよ〜」とお伝えしたら、「小説の書き方コラム」が週間ランキングから消えてしまいました。
とゆこと?
私は書店経営もしていましたから、経営判断として不祥事が起こったらとにかく謝るのが正解です。
真偽はともかく、トップが逮捕されたら普通は謝るものです。
今回の一連の不祥事は、すべての会社で謝罪がない。だからマスコミが叩くこと叩くこと。
あることないこと報道している、というのは理解できます。
であれば、事実はなんなのか、事実に反するのはなんなのか。
情報の取捨選択をして、この部分は正しい報道なので謝罪します、でいいじゃないですか。
それともマスコミが言うように、会長は絶対権限を有していて、少しでも批判すると飛ばされるのでしょうか。
それでは会社は変われません。
元々の角川書店だって社長だった角川春樹氏が違法なことをしていたので凋落しそうになったんです。
そこを今の歴彦氏がグループ会社を統括して運営することで危機を脱しました。
そして分裂していた各出版社レーベルをKADOKAWAに集約させた立役者でもある。
だからこその絶対権限なんですよね。
角川書店の苦境を知っているからこそ、逮捕されたらすぐ謝罪。
これは経験則ではなかったのですか?
社内で調整するのはたいへんでしょうが、なるべく早いタイミングがピンチを救います。
「兵は拙速を尊ぶ」と言いますからね。