『秋暁の霧、地を治む』はおかげさまで第五章終了時点で七万三千文字に達しました。
残る三章はまだ一人称視点に改めていないのですが、元の文章で三万五千文字ありますので、なんとか合計十万文字を超えそうです。
元が八万字前後だったので、章を追加しようかとも思ったのですが、省略している部分をあえて展開して字数を稼ぎました。
書き手としては「省略」したほうがテンポがよくて気に入っているのですが、長編小説の要項を満たせなければ、「小説賞」に応募もできませんからね。
今回は応募するのが目標です。
なにしろ魔法なしの異世界ファンタジーなので、読み手の皆様や選考様にアピールする力が弱いんですよね。
これで二次選考を通過するようなら、私が驚いてしまいます。
二作目は短編連作の『伝説(仮)』で、これが魔法ありの異世界ファンタジーなので、多少はアピールできると思います。ただし短編連作での物語なので、話がぶつ切りになって、面白みに欠ける可能性もあります。
三作目が連載小説を想定した『戦記(仮)』なので、これが賞レースに引っかかってくれれば、というところです。これがうまく書ければ、過去二作も再評価されるでしょうから、ひとつの歴史を元にした異世界ファンタジーとして大作化も期待できます。
とは言っても今回の一作芽『秋暁の霧、地を治む』はこれ以上内容は増やせないんですけどね。内容を増やすには章そのものを増やすしかありません。あくまでも四度の会戦にすべてをかけています。
ちなみにこの一作目は仮題の時点では『神話(仮)』としていて、これから続くサーガの出発点に据えています。だから今作で内容が増やせなくても、『伝説(仮)』までの間にいくらでも物語は作られるので、そういう意味では懐の深いシリーズものとなっております。
実際執筆しているのは改定前の『希望の灯』と、『伝説(仮)』の二話だけだったりします。
大風呂敷を広げていますが、それに見合った見せ方ができたらな、と存じます。
あと三万字なので、睡眠までにどれだけ書けるかにもよりますが、今月末遅くとも来月末には執筆を終えて、翌月から校正しながら分割して連載投稿していく予定です。
それまで今しばらくお待ちくださいませ。
よって、添削依頼も連載投稿開始までは受けられません。
ただ、一度連載投稿が始まってしまえば、あとはスイスイと進むので、その時点で添削依頼を受け付けますね。
早く受けたい方は、私の執筆が早く終わるよう祈っていてくださいませ。
体調不良も応援があればなんとか乗り越えられるでしょう。