【Graf(グラーフ) Roon(ローン)】
・艦として
・艦種:戦艦
・艦級:グラーフ・ローン級戦艦一番艦
・前級:モルトケ級
・次級:なし
・建造:ヴィルヘルムスハーフェン海軍工廠
・進水日:1953年10月3日
・所属:大洋艦隊第一隊群
・全長:312m
・全幅:43m
・基準排水量:103,000|噸《トン》
・対艦兵装:50.6cm-SK-C/51-連装×4 15 cm-SK-C/28-連装×8
・対空兵装:12.8cm-FlaK-40-Zwilling(連装)×24 3.7cm-Flak-43-連装×36 3.0cm-MLG-50×26 SLR-51-連装×12
・対潜兵装:UJRw-52-8連装×2
・搭載機:約6機
艦名はドイツ統一時代の陸軍大臣アルブレヒト・フォン・ローンに因る。帝政時代の装甲巡洋艦に次いで二度目の使用。
本艦は大和型に対抗して建造されたモルトケ級戦艦に続き、和泉型戦艦に対抗することを目的にして建造された戦艦である。しかし攻撃力が和泉に劣っているにも拘わらず排水量は和泉型を大きく超えてしまっており、やはりドイツの造船技術は日本やアメリカに比べると一段劣っていると言わざるを得ない。機能を圧縮できていないからである。
攻撃力としては、和泉型が51cm砲9門を持つのに対し、グラーフ・ローン級は50.6cm砲8門に留まっている。防御力はほぼ同等である。和泉型が持つ特殊な用途のようなものは特に想定されていない。また高角砲として、ビスマルク級やモルトケ級のそれより一回り大きい12.8cm連装砲を採用しており、防空能力に磨きがかかっている。
ついでに運用試験として、かさばる8連装墳進対潜ロケット砲UJRw (U-Boot-Jagt Raketenwerfer) -52を艦の前後に装備している。
幾らか不満の残る本艦であったが、世界最強の戦艦の一角に当たることは間違いないと見なされており、ドイツ海軍の最大戦力の一つとして大いに期待を寄せられている。妹艦のプリンツ・ハインリヒと合わせると、ドイツは大和級以上の戦艦を日本と同数保有していることになるからである。
まだ竣工してから僅かしか経っておらず、現在は慣熟訓練中である。
・船魄として
・技術系統:独式第二世代
・身長:167cm
・体重:73kg
・血液型:B型
・髪:灰色
・目:赤
・好きなもの:談笑・シュトレン
・嫌いなもの:モルトケ・ビール
まだ船魄として覚醒してから日が浅いものの、秩序を重んじ帝国に忠誠を誓う生真面目な人格ができあがっている。しかし人生経験不足故か、柔軟さに欠けるところもある。実は人と他愛ない話をするのが好きなのだが、気難しい人物という印象のせいでなかなか心を開いてもらえず困っている。