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船魄紹介【グラーフ・ツェッペリン(戦後)】

【Graf(グラーフ) Zeppelin(ツェッペリン)】
・艦として
 ・艦種:航空母艦
 ・艦級:グラーフ・ツェッペリン級航空母艦一番艦
 ・前級:なし(初)
 ・次級:リヒトホーフェン級
 ・建造:キール造船所
 ・進水日:1938年12月8日
 ・所属:なし
 ・全長:263m
 ・最大幅:32m
 ・基準排水量:34,000噸(トン)
 ・対艦兵装:20.3cm-SK-C/34×8 15cm-SK-C/28-連装×12
 ・対空兵装:10.5cm-Flak-38-連装×20 3.7cm-SK-C/30-連装×22 2cm-Flak-38×40
 ・対潜兵装:なし
 ・搭載機:Me362S(艦戦)×20 Ju387S(艦攻)×40

 艦名は硬式飛行船を実用化したツェッペリン伯爵に因む。初使用。ちなみにツェッペリン伯爵は発明家として有名だが、れっきとした陸軍軍人でもある。

 ドイツ海軍史上初の空母であり、日本の空母赤城のノウハウを取り入れて建造された。とは言え初の空母ということで艦載機が少なかったり安定性が低かったりと欠点は多い。

 一方で特長としては、日本では実用化できたのが戦後となるカタパルトを装備していることが挙げられる。どんな重い機体でも迅速に発艦させられるので非常に便利である。またドイツ海軍は艦艇が少ないので、敵艦の肉薄攻撃に備えて20.3cm砲8門と対艦戦闘に使えるレベルの艦砲を装備しているという、他にない特徴も持っている。

 本艦は第二次世界大戦前に艦体が出来上がりながら完成しないまま放置されていたが、ドイツ海軍は日本から提供された瑞鶴のデータに船魄の可能性を見出し、1944年8月、ドイツ初の船魄搭載艦として覚醒した。艦砲や対空砲は元より多かったが更に増設されており、艦載機がなくても重巡洋艦並みの戦闘能力を持つようになっている。

 第二次世界大戦ではドイツ軍の圧倒的劣勢を跳ね返し、英国海軍とソ連海軍を壊滅させてドイツの勝利をほぼ独力で勝ち取った。が、戦後にはゲッベルス大統領と折り合いが悪く、ドイツ海軍から離脱した。


・船魄として
 ・技術系統:独式第一世代
 ・身長:173cm
 ・体重:84kg
 ・血液型:B型
 ・髪:白
 ・目:赤
 ・好きなもの:爵位・ワイン
 ・嫌いなもの:突っ込み・ソ連

 常時偉そうな孤高の少女である。知り合う者にことごとく仕えるよう要求するが、ほぼ確実に拒否される。何か発言をする度に墓穴を掘るが本人は全く反省していない。ドイツの船魄らしからず、軍服は着ず無駄に高そうなコートを纏って杖を突いている。なおこのコートはツェッペリンの手作りなので実際は大した価値はない。何だかんだ言って情には篤い。

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