やや削除覚悟の内容になってます。
新政権となり色々あると思うので、加賀倉なりに、前提となる知識と考えを記しておきます。
総理大臣
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【政務三役】
・各省大臣
・副大臣
・政務官←今ニュースで、ナンデオマエナンカガーと騒がれてるやつ。能力があるかどうかはともかく序列的にはかなり上です。閣僚(政治)ー官僚(事務)間の橋渡しをするのが、副大臣と数名の政務官、といえばわかりやすいかもです。
《世間では各種旧メディアによって印象操作がなされていますが、『政治家>霞ヶ関の人たち』という考えは、ルール上や国家運営の流れ上はともかく、本質的には誤りです。高級官僚の強みの多さは、拙作『青の書』で軽くですが触れてます》
↑政治家(政治屋)。議員、民間で「すごい人というレッテル」を得られれば誰でもなれる。もちろん崇高な目標を持っていらっしゃる方も一部います。
ーーーーー壁ーーーーー
↓事務方(真の権力者)。国家試験をパスし数多の才能との出世競争を勝ち抜く必要あり
・事務次官(事実上の、省のトップ。某超有名国民的アイドルの一親等の血族がこの地位にいたことがあります)
・外局長官(警察庁とか各種委員会とかの長)
・官房長(省庁の、スマホで言うOS的なのを握ってます)
・局長、部長、審議官(省庁の、スマホで言うアプリの部分を握ってます)
・局次長
・課長、室長、参事官
《ここで重要なのですが、日本政府の各種方針は、『日米地位協定(第二次世界大戦後、サンフランシスコで主権を回復したはずの日本がなぜか大量に駐留する米軍から事実上の植民地支配を受けることを許し色んな言うことを聞くという取り決め)』とその他ベールに包まれた謎ルールに基づいた『日米合同委員会』という秘密裏の定期的会合で日本の高級官僚が米軍の太平洋インド洋艦隊の高級軍人に指図されることによって決まるのが多いです。これは陰謀論でも何でもありません。鳩山由紀夫氏がこの部分に切り込もうとして、裏で反発にあい、総理を降ろされたりしてます。表上は普天間云々でしたが》
↑米軍と対話する可能性あり
ーーーーー壁ーーーーー
↓米軍と対話とまではいかないが会合の一部を知れるかもしれない
課長補佐、参事官補佐
↑運が良ければ会合での話を部分的に聞くぐらいはできるかもしれない
ーーーーー壁ーーーー
↓米軍と関わるのは難しい
係長
主任
係員
『日米合同委員会』はほぼブラックボックスですので、どんな取り決めについて話されているのか、不明な部分が多いです。が、少なくとも言えるのは、ここにアクセス権があるのは紛れもなく、国会議員などの政治家ではなく、「高級官僚」であるということです。
その点に気づいた上で国民は動かないと、真の意味で、国政は動かせません(断じて、選挙にいくのが無駄、とは言っていません)。