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創作者の「色」と「強み」

創作者には、何かを創る以上、「色」や「強み」があると思います。

私の「色」は……

そもそも「色」は、グラデーションにより無限に存在するので、言語化が難しいです。

ですが多分、プレデターの光学迷彩やオパールの遊色効果のように、七変化するタイプだと思います。

(ちなみに、ごくありふれたシンプルな質問として、好きな色は、青と黄、です)

私の「強み」は……

①アイデア量
②速筆
③無限の好奇心

だと思います。

①は誰にも負けません。質はともかく、湯水の如く湧いてきます。妄想癖が激しいせいかと思われます。

②は、①を出力するために、今年、4、5、8、9月は毎日投稿するなどして、鍛えました。そこでわかったのは、(短編で言うと)話の骨子を数十分で素組みした後は、およそ時速1000字で書き続けられ、それを生活に組み込むと一日10000字が限界であること。それ以上は体を壊すともわかったので、今は一日3000字〜5000字くらいに抑えるようにしています。

③物語や論説を書くために一度調べものを始めたら、書籍、ウィキペディア、X、論文などを、延々と行ったり来たりサーフィンしてしまいます。途中で、当初の予定とは全く別な作品が出来上がったりすることも多いです。

もちろん弱みもあります。

それは、文体の不安定性です。

作品を見返すと、「なんやこの文体は?ほんまにワシの書いた文か?」となることが多いです。

でも、これは言い換えれば、最初の「色」で触れた七変化というところに行き着くので、強みでもあるかもしれません。

あとは、「王道」や「ストレート」な作品を書けないところです。普通とか、いい塩梅というのが、全くもってわかりません。ですが、それを気にしているわけでもありません。

ただ一つ、絶対的に安定しているというか、これだけは意識していることがあります。それは、作品に「科学」と「風刺」と「哲学(自分なりの)」をブチ込むことです。

まぁ、究極的には、楽しければ、それでいいとも思います。

何はともあれ、私は創作できて幸せです。

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