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今回の応援のお礼+蛇足(令和4年8月19日)

江倉野風蘭です。

昨日は「メイジア★プレッジ」の更新と「ハヴ・チェンジド・アット・オール」の公開がありましたが、いっぱい応援をいただきました。
三郎さま、@lalathina様からはハートマークを。
ロクト様からは星を。
@rio37852様からはその両方を。
@love3ricky様からはフォロー(ハヴ・チェンジド・アット・オールに対して)を。
@samachi22様からはフォローとハートマークを。
霜月このは様からはそれら全てをいただきました。

またみやこ留芽さま、岸波睡龍さまからは既刊(?)の「ホワッツ・ユア・デマンド?」にハートマークを、そしてオレ自身に対するフォローをいただきました。

本当にありがとうございます!!
お陰様で「メイジア★プレッジ」「ハヴ・チェンジド・アット・オール」が週間ランキングで上昇したみたいです。
久々のランク上昇通知だァ!!! 嬉しいなー。
今日も更新分はございますので、どうぞ17時までお待ちくださいませ。

~~

さて。
蛇足の方も更新していきましょうか。
ただオレがそうしたいがためだけに。
「江倉野創作裏話」第2回は――これっ!



「下着」



「メイジア★プレッジ」第一章1節の2にて登場した、邪悪にして胡乱なる魔法使いの黒ギャル。
彼女はパンティーとブラジャーが丸見えの服装をしており、地の文から「男性向けAVに出てきそう」「頭が悪そう」などと評されていましたね。
確かに素でこんな服装をして出歩く奴がいたらヤバいでしょう。社会通念上こういう服装が許容されるのはアダルトコンテンツの中とか、あとは家の中くらいです。
いくら日本が自由主義の国だからと言っても実質的には限度があります。それは「メイジア★プレッジ」作中の我が国でも変わりません。

――しかし、この記述。
実は何も「服の下に着ているものが丸見えだからダメ」というのではないのです。
「見えているのがブラジャーとパンティーなのがダメ」という意味なのです。

変わんねえだろそんなの! と思われるかもしれませんね。
でも東京コロニーでは違うのです。
何故か?
それは東京コロニー市民は大抵「服の下が水着」だからです。

そう、水着。

男も女も。
おっさんもおばさんも少年少女も。
サラリーマンも専業主婦もおまわりさんも学校の先生も。
もちろん誓と満里奈も。
東京コロニーの市民は大体が「服の下は水着」なのです。

海上都市という環境上、東京コロニーの市民はよく濡れます。
濡れたくなくても濡れるのです。海に囲まれていますから。
それゆえ、彼らは濡れてしまってもいいように服の下を水着にしているのです。
というより「水着が下着になった」と言ってもいいかもしれません。
我々が「水着」と呼ぶものが「下着」の機能と名前を吸収し、その役割を代わったのです。

さらに言えば東京コロニーはアチアチシティです。
7月の平均気温が47℃の灼熱地獄です。
そんなアッチッチな日には服なんてもう着ていられませんね?
よってみんな脱ぐのです、そんな日には。
脱いで水着姿になっちゃうのです。
上を脱いじゃってもいいように、下を水着にしているとも言えましょう。
パンツじゃないから恥ずかしくないもん!

……というわけで、東京コロニーの市民は「服の下のものが見えること」自体には何の抵抗もありません。
誓も満里奈も何とも思いませんし、その程度で劣情を催すような変態もまぁいません。極稀にはいるようですが。

しかし、見えているのが「(旧来型の)下着」の場合は話が変わります。
誓と満里奈は赤面しながら目をそらし、性欲を持て余した変態の与太者がそのあたりから湧いて出て、この場は即座にマッポーの様相を呈するでしょう。
露出度という意味では大差ありません。
一枚下が素肌なのもおんなじです。
じゃあ一体何が違うのか?

それは「素材」です。
「素材」が違うがために「役割」が変わり、見る者からの「認識」も異なってくるのです。

我々が「下着」と呼んでいる綿とかナイロンとかで出来た旧来のあれは、東京コロニーにおいては「水着」に取って代わられています。
でも滅び去ったわけではないのです。
別の役割に特化することで生き延びているのです。
そう。
ベッドの上とかで用い、相手の欲情を促す服装――セクシーランジェリーとして。

つまり……

我々が「水着」と呼ぶもの→見えても構わない『下着』に変化
我々が「下着」と呼ぶもの→普通は見せない『セクシーランジェリー』に先鋭化

というわけです。

~~

8月ももう半ばを過ぎましたが、まだまだリアル東京もアチアチですね。
暑いのは大嫌いですが、真夏のあの解放的な雰囲気とか、そういうのがオレは大好きなのです。
それゆえにこの設定を作ったのです。
せっかくですし、この設定を活かして何かそういうエッピッソードーンを書き上げていきたいですね、そのうち。

では長くなりましたが、このへんで筆を置くこととします。
またねっ!

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