レビューありがとうございます。
正直、私は掌編よりも短編のほうが向いている気がします。
5000字以下だと字数が足りないんですよね。やりたいこと、書きたいテーマを詰め込めるには相応のボリュームが必要ですから。
かといって10万字は長すぎるので、読み切りサイズがちょうどいいという。
まあ、長編のほうが満足度は高いんですけど。これは、長期間話を練る(執筆しながら設定を更新、細部を詰める)ため、そうなるのではないかと。
それはともかく、ようやくこれを書けます。
1週間1本のほうが、1日1話更新よりも忙しいって、おかしいでしょう。推敲ってそんなに変わっていないと思うのですが。
それで、本題はキャラクター描写に関して。
どんなキャラが受けがいいのか考えたところ、以下の特徴があると感じました。
・意外性、(ただのギャップではなくて、第一印象を裏切る。絶対に表面を見ただけでは分からない感じ)
・エモーショナル、情緒的、シーンで感動させる。
これを取り入れればいいかと。
まあ、ほかにもあるんですけど、まずはこの二本軸で。
前提として、見る側は表面上のものしか見えず、その印象に引っ張られるのです。裏側、実は……なんてこと考えず、快・不快でとらえるのです。
だからそのキャラは本当は……って言われても、不快だと思われたらアウト。
あとは、掘り下げられて人気が出たキャラがいるとして
嫌い→好きと
興味ない→嫌いになった
と分かれるキャラもいるのです。
これはなにが原因かというと、キャラクターそのものというより、見る側に要因があります。
第一に、嫌いな段階はまだワンチャンあるけれど、無関心の場合はちょっと厳しい。
嫌いっていうのはヘイトがあります。つまり、注目されているわけです。確実に見るわけです。そこで意外な一面・いままで見えていた部分が覆ったとき、情報が更新されて、一気に好感度が反転します。
なんといいますか、どうせこんなキャラなんだろと決めつける段階から、そのイメージが覆されたときに衝撃を受けると。
ですが、興味がない場合はそもそもキャラを見ないのです。見たくもないのです。どうでもいいから。そんなキャラを押し付けられたところで、いらないと跳ね除けられるだけ。
だったらどうすればいいのかと言われても、うーむ……と。
まあ、間接的に描くのは有効かも。メインキャラとセットで描く。細かく情報を出して、興味を引く設定を出したり。キャッチーな要素を入れたり。
私としては全くノーマークだったキャラが重要人物、伏線を張ってきたら、テンションが上がります。
モブだと思っていたキャラが大活躍するのも、いいとは思います。
ここで重要なのは、どうでもいいと思われたキャラは引っ込めろというものではないこと。むしろ逆で、きちんと役割を果たさせなければならないのだと感じます。
本筋に絡み、メインストーリーで必要不可欠な役割を果たせたのなら、少なくとも「いらない」とは言われない。つまり、浮かないわけです。
そのキャラの役割をきちんと全うして、こういうキャラだったというのを示す、ここだけ最低限やっておけばいいんじゃないですかね。
逆に言うと本筋での関わりが薄く、なにもやっていないと見なされるのに、掘り下げだけされたキャラは、大変浮きます