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インターネットに小説を投稿し始めて一年が経った

 2021/6/16から『鏡文字のラブレター』という小説を投稿し始めて一年が経ちました。

 当初はまさか一年経っても書き終わらないなんて思ってもいませんでした……。今日までずっとお付き合い頂いている方々には感謝の言葉もございません。正直客観的に見て、知らない誰かが、有名でもなく経歴すら隠している私の小説を読む動機って何も思いつかないので、誰にも読まれないまま書き続けることも覚悟していました。なので読み続けてくれる方々の存在が本当にありがたいです。もたもたしていますが、本当にもうちょっとで終わりなので、そのままもう少しだけお付き合いいただければ幸いです!

 投稿したての頃はやはり評価がつくということが嬉しく、そういう気分に振り回されがちなところもありましたが、最近はだいぶ落ち着いて、『曖昧だけど重要なことを深く考えたい』という純粋な初期衝動によって活動できている気がします。界隈に一年身を置いて、投稿サイトでの『評価』の意味をある程度正確に捉えられるようになり、良くも悪くも興味が薄れたというのも心境の変化に少なからず影響していそうです。
 書いていると不安が和らぐため、薬を随分前に飲まなくなりました。こういう生活上の役割からも、多分まだしばらく書き続けるんだろうなという気がしています。

 一年間、とりあえず自分が好きなもの全部詰めの作品を書き続けてみて、書けるもの、書けないもの、書いてはいけないもの、書くべきもの、などなど、初めのうちは漠然としていたことの像がはっきりしてきました。この辺りの感覚は今書いているものが完結した時に一層変わるような気がするので、ともかくさっさとケリを付けて、『書く』という活動について一度じっくり整理する時間をとりたいなと思っています。

 今日までお付き合いいただいている方々に改めてお礼申し上げます。今後とも、宜しくお願いいたします。

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