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【ホワイトフィールド】第三部本編(エピローグ)掲載

お待たせしました!
……かどうかは分からないですけど、結局週末ギリギリになってしまいました^^;
エピローグの二作を公開しました。

ルージアとネリアのその後を描いた「永遠の別れ」(タイトルどおりの作品ではないので安心して下さい!^^;)と、数年後のリーエを描いた「葡萄畑と白地図」。
どちらも渾身のラストです! っといいたいところだけど、「葡萄畑~」の方は単にスマホに出来心でなんとなく執筆アプリを落とした時に、試用のため書き始めたという超適当な経緯で生まれた短編です^^;

「永遠の別れ」の方は、実はネリアサイドの視点から生まれました。
作品全体の構成がほぼできあがった時に、だいたい拾うべき要素は拾えたのだけれど、ひとつだけ、第一部第一幕のネリアの「ある一言」が拾えていないのに気づいて……。
細かい点だし作品的には流して良かったかも知れないですが、ただでさえネリアって大事なキャラなのにちゃんと書いてあげられてないし、という勝手な親心から(笑)この短編と、実は逆算で「ティールーム」を追加したのでした。
どちらも外伝作品なのにタイトルに色名がないことが密かな見分けポイントだったのですが、結局構成的に謎な感じで紛れ込ませてしまったのでほぼ無意味に^^;

さすがに「永遠の別れ」は難しく、実はあまり出来にも満足していないのですが……(内容が重いというより、ここまでの二人の途中経過がすっこぬけてるから書きづらくて^^;)。ともあれ、結果的にはここへ来てようやく、停止していたルージアの時間も動き出すような、そんなイメージで描きました。
彼らのやりとりをどうしても途中でぶった切ることができず、通常なら二話にして分量調整するところを読みにくい長さにしてしまったのは申し訳ないのですが!(あわせて「葡萄畑~」も長めの一話だったり^^;)
楽しんでいただければ幸いです。

あと今回のラテン語は、適当です(笑) ずっと外伝のつもりでいたのでラテン語タイトル考えてなくて……!
「永遠の別れ」はともかく、「葡萄+畑」とか「白+地図」みたいな複合語?ってラテン語でどう表記するのか分からなくて。「葡萄の畑と白い地図」では長いし。何より、自分の手元の教科書にない単語は使えないので^^;
タイトルを付け直す、ラテン語を削る、どちらも考えましたが、最終的に適当にネットで拾ってきた格言をくっつけてみました。
・supremum vale 「最後の別れの言葉」。オウィディウス。
・ave atque vale「元気で、元気で」。カトゥッルス。
後者は本当は「さようなら、そしてお元気で」と訳されるそうですが、本作ではより直訳に近い「元気で、元気で」のイメージで使ってます。
ちなみに「それぞれのエピローグ」としたepilogiは、単にラテン語の「エピローグ」の複数形です(笑)

さて、このあとの中編ですが、相変わらず穴だらけ状態のまま……。
ここんとこ仕事の方が立て込んでいて、ちょっといつ掲載できるか分からない状況です。来週末くらいに前半を載せれたら、とは思っているのですが。
できるだけ早めに頑張りますね。ここまで来たら早く仕上げたいし!(笑)

あとそういや本編後半のラテン語の説明をしていなかった。
その話はまたいずれ。

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