ドミニカ「ズドラーストヴィチェ」
ドミニカ「……で、あんた達。ロボット開発をサボって何のんきにゲームなんてやってるのよ」
光子郎「それは違うぜ、ロシアンロリータよ! 俺たちはこのゲームを通して、ロボット開発の英気を養ってるのさ!なあ、鉄也クン!」
鉄也「俺に振るなよ! ……まあ、そうでもあるが」
ドミニカ「はあ……? たかがゲームにそんな効果は期待できないと思うのだけれど……」
光子郎「フン。そう言っていられるのも今のうちだ。さあ、まずはこれをとくと見るがいいぜッ!」
ドミニカ「うーん、何々……?」
スーパー◇ボット大戦「」 -地球選択の日-
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881597779ドミニカ「……何これ?」
光子郎「なっ! さては貴様、スパ◇ボを知らないというのか……ッ!? 万死に値する……!」
ドミニカ「生憎だけど! 私にはゲームなんて下等な娯楽に割く時間なんて1秒もありませんでしたから!」
光子郎「おまっ……お前は! 言ってはいけないコトを言った……ッ!」
鉄也「おいおい二人とも、喧嘩すんなって」
光子郎「……フン。まあいい、寧ろこの世間知らずな箱入り娘にこのゲームの魅力を教えてやるチャンスとみた」
ドミニカ「結構よ。ゲームになんて興味ないもの」
光子郎「これにドクの研究の秘密が詰まっているとしても……?」
ドミニカ「お爺様の?本当なの、それは……!?」
光子郎「嘘か誠かは己の眼で確かめるがいい。さあ、どうする我島ドミニカ……ッ!」
ドミニカ「しょ、しょうがないわね……なら、ご教授願おうかしら……?」
光子郎「フフ、お前にしては良い判断だ。ではまずはこれ、豪華参戦作品の一覧だ!とくと目に焼き付けるがいい……ッ!」
◆参戦作品一覧
・人装神器ゴーアルター
・悪逆の機獣無法者《アーマーローグ》
・竟憶のリトロス
・戦慄のレヴァンテイン
・PEAXION-ピージオン-
・廃惑星地球の歩き方
・ピースキーパー
・斬魔機皇ケイオスハウル
・リレイヤーズ・エイジ
・機巧操兵アーカディアン
・幻界英雄ブレイライト
・アナザーハイスクールライフ
・スパ◇ボ「」オリジナル
and more…
ドミニカ「へぇ、小説投稿サイト『カクヨム』にて掲載されているロボット達が集結している、というわけね」
光子郎「そうだとも!その参戦作品数はなんとオリジナルを除いて12作品ッ!これだけの精鋭を集めてくれたながやんPには感謝しなくてはな……」
ドミニカ「ちょっと待って、この“and more”という項目が気になるのだけれど、これはどういう意味?」
光子郎「いい観察眼だ。流石はドクの孫娘だな」
ドミニカ「茶化さないで」
鉄也「このスパ◇ボは、いってしまえば作者参加型の一台企画なんだ。シナリオを書いているプロデューサーに参加を希望すれば、カクヨムでロボノベルを書いている作者なら誰でも参戦できちゃうんだぜ」
ドミニカ「なるほど……いや、その話はおかしいわ!それはつまり、これだけの作品数をプロデューサーがたった一人で纏めているという事になる……!これでは負担が大き過ぎるわ……!」
鉄也「でも、ながやんPは……長物守先生は実際にそれを成し遂げている。たとえ労力を背負ってでも、皆が夢に見た光景を見せるために……」
光子郎「これは凄いことだ。だからこそ、俺たちは感謝しなくちゃあならない。さあ、鉄也クン、ドミニカ、いくぞ」
ドミニカ「えっ、ちょ……一体何を……?」
鉄也「せーのっ」
「「「ありがとうございますッ!!!」」」
光子郎「完璧だったな」
ドミニカ「ええ、完璧ね」
鉄也「本当に感謝してます」
ドミニカ「で、このゲームの背景については何となく理解できたけれど、実際にこれはどんな内容のゲームなの?」
光子郎「それはだなあ、鋼の魂を宿した戦士達が……」
鉄也「参戦作品に登場するロボット達を指揮して戦う、戦術シミュレーションゲームだよ。各作品の要素がクロスした世界観やシナリオが魅力的さ」
光子郎「端折るな鉄也!」
鉄也「光子郎の説明は無駄に長くなるんだよ……」
ドミニカ「ふーん。でもこれ、私みたいな参戦作品について何も知らない人間は楽しめないんじゃないかしら」
光子郎「ん?楽しみたいのか、お前」
ドミニカ「こ、言葉の綾よ!別に楽しみたいなんてちーーっとも思ってないんですけど!?」
光子郎「何でキレ気味なの……?」
鉄也「あー、それについては心配ご無用。寧ろ、知らない作品があったほうがより楽しめることだってある」
光子郎「今まで自分の知らなかった作品とめぐりあえる。それも、スパ◇ボの醍醐味の一つだからな」
ドミニカ「なるほどね……。あっ、このロボット良いわね。重量感のあるボディが最高だわ」
光子郎「『竟憶のリトロス』に登場する主人公バルト=イワンドの機体、“トール一号機”か。……渋いな」
鉄也「そうそう。そうやってスパ◇ボを通じて参戦作品に興味を持つも良し。そっから本編を読んでみるのもまた一興さ」
光子郎「……フフ。確かにトールも素晴らしい。だがしかし、俺はこの『人装神器ゴーアルター』の主人公機、新道歩駆の乗る“ゴーアルター”を推すぜッ!!」
鉄也「うんうん。まさしく王道のスーパーロボットたる風格。ロマンだよなぁ……」
ドミニカ「うーん、それよりも私はこの“神柄”っていうのが好みかしら。これぞミリタリーの究極系よ。パイロットは……『ピースキーパー』の主人公・篠原亮司っていうのね」
光子郎「なんとッ!それならばこれはどうだ、『斬魔機皇ケイオスハウル』の主人公機“ケイオスハウル”だッ!搭乗する佐々佐助とチクタクマンの掛け合いも相まって、とにかく熱いぞ……ッ!!」
ドミニカ「熱ければいいってもんじゃないわ。重要なのは“リアル”よ!」
光子郎「いいや違うな! 大切なのは、“スーパー”な格好よさだッ!!」
ドミニカ「なによ……!」
光子郎「なにおう……!」
鉄也「あちゃあ、さっそくスーパー派とリアル派の論争がおっ始められちまったか……」
鉄也「画面の前にいるそこの君も、『スーパー◇ボット大戦「」』を是非、応援してくれよな!」
〜終〜
……と、茶番はこれくらいにしておいて笑
ついにスタートした“スーパー◇ボット大戦「」 -地球選択の日-”。その名だたる参戦作品の中に、拙作『PEAXION-ピージオン-』も加えさせて頂いているのです……!
ロボノベル作家として、そして某ロボットシミュレーションゲームが大好きな者の一人として、こんなに嬉しいことはない……!
光子郎たちも言っていましたが、ながやん先生には本当に感謝でいっぱいです。この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございましたッ!!!!!
作家の方々も読者の方々も楽しめるwin-winなこの企画を、今後とも全力で応援していこうと思っております
夏といえば『カクヨムロボまつり』!
皆さんも一緒に盛り上げていきましょう!!
以上、東雲メメでした!
P.S.最初にプレイしたのはAでした。何がとは言わない