映画オタでもある私ですが、最近、よく好んで見る系統は「原作を基にした」というジャンルです。(この話、昔したかもしれませんがm(__)m)
昨今、原作者とのいざこざが増えてきていて、そしてこれは昔から「原作ファン」の炎上、という切っても切り離せない現象でもありますよね。
先ずは初めに
この系統が何でまだ比較的に深くてまだ面白いと、私は感じるのか。
「昔はそうでは無かった」
そんな老害みたいなことはみんなもう周知の事実だろうし今更、言いませんが
そもそも本一冊分の情報量をたったの二時間で表現することは本質的に無理なのですが(体感的に最低、六時間は要りますよね)
しかし、しっかりとリスペクトを持って作れば逆にその圧縮された二時間の映像や脚本に「深み」を齎せることも可能なんですよね。
宮崎 駿 様の作画風景の一部分だけの映像を見て、その仰られている言葉を聞くとその意味が痛感できます。
アニメーターさんや息子さんに言った言葉
「このキャラが何故、こうなるのか考えているか?」
的なことを仰られていたと思います。
作画として画かれるキャラの視線や言葉の意味、間や表情、そこにある物や行動。
こうも言ってました。
「100通りのパターンを考えて、使うのは結局一つだけで殆ど捨てる」
的な。(ハッキリと覚えていないので一語一句は違うと思いますm(__)m)
表層的な部分だけの良いとこ取りみたく作られると、どうしても最悪の結果にしかならないと思いますが、省略された部分を一つの映像「絵」としてどれだけ入れれるか。文字として書かれた感情描写も、演者の演技としてどんな表情で語るのか。
そういった深みが「原作を基に」には在り、そしてその量と工夫により原作へのリスペクトと比例して良し悪しが分かれるよなぁ(●´ω`●)
個人的には、原作ファンとしては憤りを感じることも多々ありますが、インスタントの様に作られた作品群よりも、「原作を基に」した物の方が勉強にもなるし多くの人が幸せになるよね♪
って、話です(●´ω`●)
さぁ、みんなで原作作品を批判せずに、応援していこうよ♪( ´艸`)