『鏡越しの恋歌』、完結しました。読者の方には最後までお付き合いいただき、改めて感謝申し上げます。
穂高と玲/慧を心に住まわせて生きてきた数年間でした(イマジナリーフレンド!)。
このお話は、夢で彼女たちを見たのをきっかけに、長いあいだ妄想に妄想を重ねて出来たもので、暇があれば二人と戯れていたような感じだったので、お話が結末へ向かうにつれ、寂しさを感じていたくらいです。
お話が終わったあとでも、どこかで二人が仲良く暮らしているような気さえしています。
(エピローグ的な小話がうすぼんやりあったりするのですが、もしも形にできれば、それはいずれまた)
私自身の生活が何度も大きく変わる時期に書いていたため、心細いときにはストーリーの細部を考えるなどして、気を紛らわせたり現実逃避したりして笑、暮らしの中で長らく身近に存在し続けた『鏡越しの恋歌』は、自分にとってすごく大切なものになりました。
これを”小説”や”作品”と呼ぶのはずっとこっぱずかしかったのですが、完結した今ではそう呼ぶのもありなんじゃないかと思えています。
人目にふれるような場所に長い文章を書くのは初めてのことでしたし、手応えもほとんどないなかで書き続けるのは心折れそうになることもあったのですが、ありがたいことに徐々に反応もいただけて、完結するまで書くモチベーションを支えていただけました。
読者の方には本当に本当に感謝です!
みなさんにあの二人を愛していただけていること、本当にありがたく、幸せだなあと感じています。
ありがとうございました!!!
(以前のような日常は送れず、苦しい毎日が続いているかと思いますが、どうか皆様、お身体に気をつけて、不安につぶされず、少しでも愉快な暮らしを保ってください。体調の優れない方はおだいじに。そして各々の立場から日々踏ん張っておられる方々、どうかどうか、ご安全に。
生き抜きましょう。
……百合はいいぞう、百合は。ニヤついて免疫力高めようぜ!
最近遅まきながら『響け!ユーフォニアム』シリーズと『リズと青い鳥』を観ました……女の子たちの青春、尊いですね、ほろ苦ですね。私はなつき先輩推しであります。)
さて、穂高と玲/慧のお話を手放すのはなんとも寂しい心地ですが……
全てのカップル、いや人間たちに、幸あれ〜っ☆